(前回のあらすじ)
★の争奪戦があるというのに、フーレイが性懲りもなく別のゲームにPCを……?
フーレイに総攻撃をかけるニルギン、ギーエル、ディート、咲乱。
その姿を尻目にフィクロルクとカイメイダはのほほんと会話を。
フィ「てなわけで、そんなことがありつつも来たぜ~」
ニル「別ゲームの新PC、イクスさんです。今回はゲストとして呼びました」
イク「イクス・エレという。以後よろしく」
カイ「へぇ、なかなかよさそうな兄さんだな」
フィ「肩の辺りの骨格とか、背筋のつき方とかもいい感じだねぇ」
ニル「……そんな見方しないでくださいよ」(汗)
イク「? フィクロルクさんは医者なのか?」
カイ「ああ。しかし……本人曰く凶医者らしい」
フィ「ニルギンは筋肉のつき方がまだ甘い。
カイメイダは全盛期の身体を拝みたかったもんだなぁ……」
ニル「まだ甘いって言われても、どう反応すればいいのかこまります」
イク「医者というより……監察医に見えてくるんだが?」
カイ「気にするな。気にすると精神を消耗するぞー」
フィ「まぁ、ともかく……。 今回もまったりトークだぜ~」
ニル「最初はなんか企画とかあったのですが、いつのまにか…?」
イク「なにやらおたよりがある、とフーレイから預かってきた」
カイ「でかしたぜっ!」
フィ「そいじゃ、さっそく読むぜ~。
えーっとトークネーム『BUください』さんから」
ニル「うわっ、めっさタイムリーできちゃいましたよ、あの子!」
イク「じゃあ、読ませてもらう。
フィクロルクさん、ニルギンさん、こんにちは。
現在、夏休みで毎日宿題と日本舞踊のお稽古に励んでいます
臨海学校にも行きますが、英語担当の先生から宿題を持っていく
ように言われました。なんだかショックっす」
カイ「まぁ、えいごってーのはわかんねぇが、ようは外国語だろ?
あいつはそれがにがてみてぇだなぁ」
フィ「とりあえず、がんばれ。そしてあがけ。
お前に安らかな休日などないと思えっ!」
ニル「今、さらっ、と酷いこと口走りましたよね……」
イク「次のおたよりは、カイメイダさんに読んでもらおうと思う」
カイ「おぅ。解ったぜ~。
トークネーム『赤い対魔士』さんからだな。
今、式神と一緒に南方へ遊びにきています。
やっぱり夏は海水浴ですね!楽しくて仕方がありません。
どうせだったら、元とはいえ教え子達と一緒に遊びたかったな」
フィ「そういえば、一時期学校で教鞭をとっていたらしいな。
そのときが楽しかったらしい」
ニル「今回は『普通のお便り』なんですけれども、次回は何かやるんですか?」
イク「もう終わりに入るのか」
カイ「まぁ、無限とは行かなくてね。
次回は『ちょっと怖い話』をお送りするぜ~」
(続く)