風邪を引いたらしいフーレイです。…三日連続でお勧めの本を紹介しておりますが…今日は最新作をご紹介します。このシリーズの中では一番気に入っています。前作の紹介時に予告(?)していた通りだと僕は考えるのですがね。
『埋葬惑星Ⅲ Bloody Moon, Holy Night』 (著:山科 千晶)
旅を続ける猫ロボットジョーイと傭兵モノローグに神官のフランから情報が手に入った。モノローグが探している人の墓が双子惑星の片割れ、埋葬惑星『タランテラ』にあるらしい!と、いうことで向かった二人なのだが立ち寄った植民惑星『テオ』にて、宗教対立?しかも過去に行われていた忌々しき生贄の義『三十三夜の祭』が行われようとしていた!成り行き的に巻き込まれて行くジョーイたち。そして、事件にはフランの過去が深く関わっていて…。果たして、ジョーイたちはこの真相で何を見るのだろうか?
またもやこんな紹介文…。キルヒにいたっては紹介文にでてこない上に物語では大変な目にあってしまうのです。まさか!という展開に読んでいたとき驚きました。いや、彼もキーパーソンなんですがね(汗)。また、モノローグのゴーグルにまつわるシーンもありますので彼のファンの方は何度も読まれることをお勧めします。けれど今回はフランが物語の主人公といってもいいかもしれない。彼女の過去や彼女に関わる人間の移り変わり、フラン自身の成長も見ることが出来ます。
それにしても…イラストを手がけている昭次さん。雰囲気にぴったりな表紙を毎回ありがとうございます。山科さんの物語も面白い。第四巻が出るかどうかは今の時点では解かりませんが僕は楽しみに待ちます~♪
しかし…モノローグ君のイラストなのですが、彼の前髪には赤いメッシュがあるのに時々忘れられているよーな気がします(大汗)。