フーレイです。今回はこの本をご紹介します。前ふりは長すぎてもアカンでしょうし、すぱっと行かせて頂きます!
『埋葬惑星Ⅱ Rose Doll Frantic 』 (著:山科 千晶)
猫ロボットのジョーイとドルイドのモノローグは工房惑星『トーラス』へやってきた。目的はジョーイのオーナーカード偽造。規則により、死者をマスターにしておくわけにはいかないのだ。それに納得のいかないジョーイだったがそこで一人の少女型ロボット、ロゼと出会う。それが事件の引き金になるとは露知らず…。ひょんなことから誘拐されてしまうジョーイ。彼を追って埋葬惑星を飛び出したフランとキルヒはモノローグからその事を聞き、協力を申し出た。果たしてジョーイたちの運命は?ロゼの目論見とは?
…これで大半は説明できる、と思うけれども…心配。前回のラストで埋葬惑星『ドールランド』を飛び出したジョーイ君。保護者(笑)なモノローグとの掛け合いが兄弟っぽくて楽しいです。彼は慰霊用なのでマスターが死者でもよかったんですが、それは例外。殆どは生者をマスターとして登録しなければならないのです。これには大反対のジョーイ君。
「やだ、やだぁっ!マスターはマルコなのっ!変えるなんてやだよぅ!!」
「偽造プログラムでカバーするだけだ」
モノローグが説明し、窘めるんですが…
上は僕のイメージなので気にしないでください。この事でもめつつも旅する二人…。一方ではフランが必死の抵抗を見せております。飛び出したはいいんですがとっ捕まってるんですよ(汗)。そしてお兄様との久々の再会…。そこでのやり取りも見ものです。また、『トーラス』に暮らすロゼというアンドロイド。実は何度もマスターが変えられており、AIがボロボロ。今のマスターが死んでしまったら嫌いな孫がマスターに!それにはかなりの抵抗があるようで…。そして『愛』が何かで思い悩む…。うーん、深いなぁ(汗)。一体彼女は何を思って行動を起こすのでしょうか!最後にジョーイの問いかけに対し、優しいさとも取れる返答をするキルヒがまるで父親みたいです…。
おまけ。
『埋葬惑星Ⅱ』は表紙にもご注目。フランを差し置いてロゼですよ(爆)!
そして、『埋葬惑星Ⅲ』はフランの過去にもご注目。