―あー、なーつやすみぃっ!も終わりましたねぇ。
意味なし前フリ!フーレイです。小・中・高は夏休みが終わりましたな。大学はまだ続くんじゃないかしら。とにかく、時期的にぐっ!だなって小説をご紹介しますよ。
『学園キノ ②』 (著:時雨沢 恵一)
―純粋な『キノの旅』ファンは読まないほうがいい!?
元気いっぱいで大食いな女子学生、キノ。彼女は今日も『ガンファイター・キノ』として魔物&変体なサモエド仮面(+犬山)とバトルの日々を送って…いた?
新学期を迎えてからは魔物もでず、平穏な日々を送っていたキノ。そんなある日、英語の先生が変更となった。やってきたのは黒島 茶子という渋い名前の美女教諭!しかも、彼女は犬山をきにったらしい。
「うん、実にいい先生だ!(
犬山を押さえていてくれるから)」
しかし、そんな平穏も……魔物によって壊される。再び立ち上がれ、みんなのキノ!
「勿論、この
私の活躍も見てくれたまえ(キラリン)」(サモエド仮面)
「…先にこの
変態を始末しなければ…」(ワンワン刑事)
………いいのかなぁ、こんなレビューで(汗)。
とにかくこのはっちゃけ企画第二段!でございます。うん、僕は『キノの旅』よりもこっちが好きだなぁ(自分の気質に合うから)。
学生服に身を包み、今回もキノたちがめっちゃくちゃどたばたを繰り広げております。第二巻となって新しい登場人物も。本編の誰かってわかる時点でそのギャップにちょっと悩むところではありますけれど、まぁ、いっか♪相変わらずぶっ飛んでいる内容だし(その上きめるところは決めていてただのお祭り騒ぎじゃないし)。魔物も頭使ってくるし、今回も楽しめる一品ですよ~。小ネタが随所に仕込まれているのでそういうのが大好き!な人にはたまらないんじゃないかなぁ、と僕は思うのですが。
あ、そうそう。ヘルメスとキノの出会いやサモエド仮面が主役の番外もある!ということは、第三巻があるならばワンワン刑事か謎っ娘の番外を!いぇーい!と笑顔満点の写真(注:イラストです)もあっていい感じ(だと僕は思う)。
なにはともあれ、学園キノは中途半端な勢いで買った人も、いろいろあってへこんでいる人も、「キノの旅」が大好きな人もまずは開いて読んでくださいよ。
―人によっては中毒になる可能性もあります(ぇ)。