どうも、三国志演義を読んでいるフーレイです。そんな僕が図書館で見つけた本をご紹介します。よく考えればですが、SF以外の小説を『お勧めの本』で紹介するのは初めてのような気がしますが…まぁ、それはよしとして。早速熱い本をお勧めします!
『三國志 闘神伝説』 (著:橋本 純・林 譲治)
ある所に住んでいた陶器作りの名人、波丹はふと、神の使いから「希代の英傑たちの姿を作ってみないか?」と問いかけられ―もとい進められた。実は命数を遺したまま冥界に送ってしまった存在が八人も居てしまったため、どうにかしなくてはならない…という訳で仕組まれたものだった!陶器の体に魂を込められた武将8人は数多の神や仙人などに見守られ、戦う事になるのだが…。彼らの行き先は?そして(実は暇つぶしでもある)大会の行方は?
―今、火蓋は斬って落とされたっ!
三国志ですよ。そして「もし」が大量に含まれた物語です!陶器の体に魂を吹き込まれた八将は呂布、許褚、黄忠、陸遜、馬超、張飛、夏候淵、趙雲です。しかも一番ノリに乗っているときの肉体を作ってもらえるわけですから、思う存分戦えるわけです(笑)。でも当の本人たちは微妙な点多し。しかも仲間同士での戦闘もありますので違和感みたいな物も覚えるのでしょう。一体誰か勝ち残るのかは皆さんの目で確かめてください。生き生きとした描写と楽しい解説が引き込ませてくれます。
おまけのお話。実はこの戦いの後、勝者ととある神様のバトルがあるのですが最後がしんみりしています。気になる貴方は図書館または書店へ駆け込みなさい(命令系かい)。