ある野良魔導士の書斎

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結局は (ヒスイ、落胆を隠せない)


冒険者の宿【水繰の剣亭】:65
ヒスイ、依頼完遂できず……

―クリスマス当日
「……失敗したのか」
「ええ。……手紙、届けることができませんでした」
例の秘密基地。レモネドとヒスイは市場で買ったサンドイッチと熱いミルクで昼食を取りながら、昨日の話をしていた。
「一年前にお前が捕まえた悪い奴が、昨日探していた相手だったんだな」
「うん。しかも依頼人のお姉さんは二週間前に病気で死んでいた。
 ……なんだか悲しい気持ちになりました。彼女の手紙、その人に渡せなかったのですから」
ヒスイはそういい、ミルクを一口のみ、ため息をつく。
「結婚詐欺かぁ。すっごく悪い男だな!俺はそんな風にはならないぞ!」
「私もなってほしくありません。
 ああ、そうそう。悪いとは思っていたのですが…彼女の手紙を読んだのです」
「……どんな、内容だったんだ?」
レモネドがサンドイッチを口にしながら問う。ヒスイはどこかぼんやりとした顔で
「彼女、シトラスさんっていうんですけど
……その人が詐欺師である事に気づいていたみたいですよ」
そういい、内容にあった一文を思い出す。

―あなたにクリスマスの夜歌ってもらったセレネイドこそあなたの本心だと信じています

「……? じゃあ、なんで手紙を書いたんだろ。
 やっぱり怒っていたのだな?」
うんうん、と頷くレモネドにヒスイは首を横に振る。そしてミルクを一口飲んでサンドイッチを飲み込んだ。
「んー。それが違うようでした」
そう息をついた処で、言葉をつなぎ直す。
「気になった事があったので、宿の娘さんに聞いたんです。
『なぜシトラスさんは騙されていてもマーマを信じたのでしょう』って」
「で、答えはどうたったの?」
「…わかるって、言っていましたよ。
 『ずっと想っている人が気付いてくれなくても、その人の冒険の無事を願っている
し、成功を祈っている』……と」
「ふぅん……女の人って、よくわかんないや」
レモネドはそう言いながら別のサンドイッチを食べ始め、ヒスイも少し苦笑しながら……ちょっとだけ口元を綻ばせる。
「正直に羨ましい、と思いましたよ……その人が。
 その人は幸せ者すぎですよ。貴方も今に判る日が来ますから」
そう言いながら、右の頬に手を当てた。

 昼食を取り終わり、秘密基地を去る。そして紅葉通りを抜けて白樺通りへと行く。と、タンジェリンが待っていた。彼はヒスイに一礼する。
「タンジェリンさん…。実は」
「話は、彼女のお母さんから聞いています。あの後あったんだ。
 ……まさか亡くなっていたとはね」
タンジェリンは寂しそうに笑い……そのまま空を仰いだ。真っ青な冬の空は透き通っていて、佇む2人にはすこし寂しくみえた。
「……あの時は私も知りませんでした。えと、これからどちらへ?」
「彼女の墓参りに行こうと思います。貴方もどうですか?」
「もしよければ。依頼の報告もありますから」
ヒスイはタンジェリンの言葉に頷き、一緒に歩き出す。冷たい風に髪を揺らし、懐を抑える。そこにはあの手紙があった。
(…どうしたら、マーマに貴女の手紙を読ませる事が出来るでしょうかね)
そんな事を考えていると、ヒスイの口からふと、旋律が漏れた。それは……どこか悲しいセレナーデだった。それに耳を傾けつつも、タンジェリンは黙って歩き続けた。
ある、クリスマスの昼下がりの事だった。

(終)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
今回遊んだシナリオ(敬称略)
Serenade(にいかわ)

このリプレイ(もどき)は、上記のカードワースシナリオをプレイし、その結果と感想を元に書き上げております。シナリオ本来の著作権は各シナリオ作者さんのものです。また、リプレイに登場したスキルの著作権は、各シナリオの作者さんに既存します。

後書きとかいてはんせいと読む。
とりあえず、これで『Serenade』のリプレイは終わりです。
本編とはちょっと違うエンディングにしてみました。なんか物足りないとか、なんか重いとかあるかと思いますが、まぁ、色々。

66からはちょっと時計を巻き戻して『桃源郷の恋人』のリプレイ+珠華メンバーでのリプレイを慣行予定です。若干予定変わるかも。そしてその前にネフライトのSSをお届けします。

総集編は……日記形式?
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by jin-109-mineyuki | 2009-12-31 09:54 | 冒険者の宿【水繰の剣亭】 | Comments(0)

少しの疑惑と、少しの… (ヒスイ、走る!)


冒険者の宿【水繰の剣亭】:64
ヒスイとオレンジとストラップと

少年はヒスイに顔を近づけ、ヒスイもちょっとしゃがむ。こうした方がより目を合わせやすい。
「……どういうこと?」
「ほらっ!」
少年はポケットから同じストラップを出し、ヒスイと目を合わせた。
「どういう、事でしょう?」
「これは、俺達の秘密基地にあったストラップだ。だから、リーダーの証として俺が預かってるんだ」
そういい、ちょっと自慢げにいう少年。しかしヒスイはなんかぴん、と来てしまった。
(秘密基地……もしかしたら、何かあるかもしれない)
ヒスイは帽子をかぶり直すと、少年に問う。
「…ストラップのあった秘密基地に、ちょっと寄らせてほしいけどいいかな?」
(でも秘密基地って言うほどだし、何かあるんだろうなぁ……)
と、内心少し悩みつつも答えを待つと、少年は1つ頷いた。
「いいだろう」
「おや、やけにあっさり」
拍子抜けするヒスイ。少年はふん、と鼻をこする。
「ん、別に。ただ別の基地に引っ越そうと思っただけだよ。
でもただ案内するだけじゃ面白くないな……」
「いや、変な気遣いは本当にいいから」
突っ込むヒスイに、少年はじろ、っと軽く睨む。
「……お前、冒険者だろ?何か重大な事件を追ってんだな?
そしてそれに俺達の秘密基地が絡んでいる。そーなんだろ?」
と、問い詰められた。
「そうだよ。本当は守秘義務ってのがあるから……詳しくは言えないけど」
「その依頼の顛末、教えてくれるって約束してくれるか?」
「……。わかったよ。だから、教えてほしい。名前は?」
「レモネド」
「レモネドくんね。……っと、これでどう?」
ヒスイは素早く
『私、ヒスイ・エイボス・ニードルは依頼を完遂した暁には
貴殿、レモネドに依頼の顛末をご報告します。
                 ヒスイ・エイボス・ニードル』
と契約書を書いた。それを受け取ると、少年の眼が輝く。
「…ありがとう。約束だから教えてやる。場所は……」

 紅葉通りの中ほどにある細い道をたどり、奥の廃屋へとたどり着いた。素朴な作りで、子供がいるときは賑やかなのだろう、とヒスイは目を細め……中に入った。ガラクタなどが転がり、子供達が遊ぶのにはうってつけだった。そこを隅々まで調べていると……ゴミの中から皮の手帳が見つかった。
「……これは……」
呟きながら開くと、そこには女性の名前と、なにやらメモが書かれていた。その1つがヒスイの脳裏から記憶を引っ張り出す。
「……確かリスボンさんの訴えから治安隊が動いた筈。じゃあ、この手帳は去年私が捕らえた詐欺師の物……」
と、呟きながらも捲っていき……その名はあった。
―シトラス・ライム

 ヒスイは走っていた。ある場所へ向かって、手紙を持って。
(間に合ってください!貴方に渡さなくてはいけないのです!)
―ロマンチストな奴でクリスマスにセレネイドを歌ってやったら
 すっかり俺の虜に。
彼はシトラスも標的に選んでいた。大金をせしめるつもりだったようだが、シトラスは本気のようだった。複雑な思いがあるも、ヒスイはその手紙を渡す為、走っていた。
(マーマ・レイド。貴方はとても鬼畜な人です。でも、私はシトラスさんから貴方へ手紙を承っているのです!)
走る、走る、走る。人をかき分け、風を切って。自分が探していた存在は、1年前に捕らえた極悪結婚詐欺師だった。自分のした事が本当は無意味じゃないか、とも思った。けれど、直ぐに思いなおした。
―私には、シトラスさんから預かった手紙がある!
刑務所へ向かう。一陣の風となって。石畳から突き刺さる冷たさも振り払い、ただ只管。すると、目の前に馬車があった。今、まさに走りだそうとしている。
「まってくださいっ!!」
ヒスイが叫ぶ。が、遠くて届かない。馬車は走りだし、看守たちが刑務所へと引っ込む。
「まって…くださいっ!」
全速力で追いかける。が、馬車はどんどん遠くなる。
「マーマ…レイド、に…手紙が……」
息が切れる。それでも馬車を追いかけるが、どんどん遠ざかっていく。少しずつ重くなる足取りの中、ヒスイが叫ぶ。
「手紙が、あるんです!!止まって……っ!」
ばたんっ、とヒスイは倒れた。どうやら、石に躓いたらしい。その間に、馬車は遠くへ走っていく。立ち上がった頃には、既に見えなくなっていた。
「……っ」
何故だろう、荒い息をつきながら、その頬に流れ落ちるものがあった。膝が痛むのを無視し、馬車の走り去った方角を見つめていると、1人の看守が心配そうにやってきた。
「……大丈夫、ですか?」
「……ええ。これぐらい、平気です」
立ち上がろうとしたが、よろけてしまった。ズボンは破れ、膝は派手にすりむけて赤く染まっていた。そして、足首が痛かった。どうやら捻ったらしい。
「痛そうですね。手当てしますから」
看守はそう言い、ヒスイに肩を貸す。礼を述べながらヒスイはちらり、と馬車の消えた方を見……小さく唇をかんだ。

(続く)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
今回遊んだシナリオ(敬称略)
Serenade(にいかわ)

このリプレイ(もどき)は、上記のカードワースシナリオをプレイし、その結果と感想を元に書き上げております。シナリオ本来の著作権は各シナリオ作者さんのものです。また、リプレイに登場したスキルの著作権は、各シナリオの作者さんに既存します。

後書
ええと、台詞に関してはまとめちゃいました;すみません。
また、最後のシーンはあっけなかったんで着色してみました。
実は「ぎりぎりで間に合い、マーマに手紙を渡す→マーマが馬車で我に帰る」という
エンディングも考えてはいたのですが……。
もし読みたい、という方が1人でもいれば、後日「if」として書きますけど…。

あとNPCの男の子に名前がなかったのでつけました;
作者であるにいかわさん、すみません;
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by jin-109-mineyuki | 2009-12-30 23:20 | 冒険者の宿【水繰の剣亭】 | Comments(0)

少しの記憶と、少しのぬくもりと (ヒスイ、思い出し)


冒険者の宿【水繰の剣亭】:63
ヒスイとシトラスとマフラーと

 依頼人の家を出、ヒスイは小さくため息をついた。帰る直前、母親からシトラスの絵を見せてもらったのだが……。

―1年前・クリスマスイブ
ヒスイはクリスマスイブという余裕もなくある詐欺師の足取りを追っていた。
「……くっ、一体どこに姿を眩ませたのでしょう…」
ヒスイは内心焦っていた。相手は足が速く、あっという間に姿を見失ってしまった。このままでは、逃がしてしまう。
「……拙いですね」
僅かに荒い息をつく。一体どこにいるんだろうと、考察を繰り返していると、鈍い音がした。それで我に返ったが、どうやら女性にぶつかってしまったらしい。
「す、すみません!大丈夫ですか?」
ヒスイが助け起こすと、若い女性は金髪を揺らし、はにかんだ様に答えた。
「ええ、私は大丈夫です。それより…こちらこそごめんなさい」
「いえ…。怪我もありませんし。それでは、失礼します」
ヒスイは一礼し、立ち去ろうとした……が、不意に風が吹く。
「…あのっ!」
「…はい?」
ヒスイは振り返り、その女性と瞳が重なる。綺麗な金色をした、実に優しそうな、柔らかい空気を纏った女性だった。彼女は少し頬を赤くしつつ、小さな声で
「……あの、その…」
ともじもじしている。ヒスイが小さく微笑むと、彼女は緊張を解いたようだった。賑やかな空気の中、その声は雪のように落ちる。
「時計台、綺麗ですよね……」
ヒスイも時計台を見上げ……小さく頷いた。
「ええ、とても……」
そう答え……自分のマフラーを掛けた。
「?!」
「誰かをお待ちなのでしょう?寒いでしょうし、これでよければ。では、私はこれで」
そう言い、ヒスイは駈け出した。一瞬だけ、心がほぐれた気がした。

「…もしかして、うちの娘をご存じだったのですか?!」
「ええ……」
ヒスイは小さく頷いた。
「赤煉瓦の時計台の下で会いました。とても綺麗で、天使のような方でしたから覚えています」
そこまで言い、ヒスイは胸の痛みを覚えた。
「既に2時を回っていましたが、誰かをお待ちのようでした」
「……そんな、勘違いではないのですか?」
母親は表情を曇らせる。彼女の話によるとシトラスはちゃんと出会い、聖夜を共に過ごした、と言ったという。
「そういえば若草色のマフラーをしていたわ。行く時は巻いていなかったけれど……。恋人からの贈り物だと思ったわ」
その言葉にヒスイは表情を険しくした。母親から見せられたそれは……確かにヒスイのマフラーではあったが、ヒスイは何も言わなかった。

(……1年前に、会っていたなんて……)
そう言いながら、ヒスイは1つのストラップを手で弄んだ。母親から借り受けたものだった。最後まで大切にしていたもの、と聞いたが、それは「オレンジ・ザボン」からの贈り物だったのだろうか。
(……シトラスさん……)
胸が熱い。風は冷たく、髪で隠したエルフの耳の先がじんじんと痛む。それなのに、胸の中が酷く熱く、鈍い痛みが走っている。少し頭を冷やそう、と帽子を取っていると、先ほどの少年と出くわした。
「なんだ、お前。まだいたのか」
「ええ。冒険者としての仕事で色々と」
そういって苦笑していると、少年は肩を竦めた。
「イブだっていうのに、冒険者ってのも大変だな。で……」
そこまで言って、少年は目を丸くする。ヒスイが不思議そうにしていると、少年の眼はヒスイが持っていたストラップを見つめている。
「? これに見覚えがあるのかい?」
「おい。何故お前がこれを持ってるんだ??」

(続く)
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今回遊んだシナリオ(敬称略)
Serenade(にいかわ)

このリプレイ(もどき)は、上記のカードワースシナリオをプレイし、その結果と感想を元に書き上げております。シナリオ本来の著作権は各シナリオ作者さんのものです。また、リプレイに登場したスキルの著作権は、各シナリオの作者さんに既存します。

後書
……ども、フーレイです。
ちょっとここでも色をつけております。

記憶に残るようなことをしておきたかったのでこんなネタに。
ヒスイにとっては色々辛いことが……。
なんかレーテの時と言い、今回と言い……。

……しかし、何故彼女がマフラーを持ってたのか。
実はヒスイが女に見られていた、というオチがかくされていたり。

うーわーぁ。
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by jin-109-mineyuki | 2009-12-29 21:25 | 冒険者の宿【水繰の剣亭】 | Comments(0)

探偵は足で頑張るものだよ (ヒスイ、寒空の下がんばる)


冒険者の宿【水繰の剣亭】:62
ヒスイ、聞き込みに勤しむ

 街はクリスマスイブということもあり、賑わっていた。すれ違う子供たちはクリスマスソングを歌い、親子連れは笑顔で教会に向かっていた。そんな姿を見送りつつ、ヒスイは聞き込みに精を出していた。
(依頼を受けたなら完遂しませんと)
それが他の先輩冒険者たちから学んだ事だった。確かに…レーテを救えなかった事は今でも胸の中でしこりとなっているが……。
(……)
首を横に振り、顔を上げると子供達が遊んでいた。その1人が不審そうにヒスイを見る。
「なんだ、お前。目障りな奴だな」
「目障りで申し訳ありませんね。序ですけど少しお伺いしたい事が」
と、ヒスイはその子供にシトラスとオレンジについて聞いた。が、その少年は知らなかった。堪え終わるとさっさと失せろ、と少年にあっかんべー、をされてしまった。
(まぁ、子供は元気が一番ですけど、可愛げがありませんね)
気を取り直し、木の葉が舞い散る中聞き込みをしていくとシトラスは白樺通りに住んでいる美人な女性。性格もよく、学生時代は男女ともに好かれていた、ということが分かった。白樺通りではシトラスの幼馴染という青年、タンジェリンにも会い、彼からは自分が街に戻ったのは内緒だ、と言われてしまった。が、オレンジという人物については情報が得られなかった。

(しかし、オレンジ・ザボンか。……妙に引っかかるな)
ヒスイが首を傾げていると1人の男と目があった。その男に一礼すると、早速聞いてみる。
「すみません、少しよろしいですか?」
「……?ええ、いいですよ」
男は小さく微笑み、ヒスイの問いに答えてくれた。シトラスについては知らなかったが、オレンジの名を出すと、彼は少し眉間にしわを寄せ、瞳を軽く閉ざした。
「オレンジ・ザボンさん…ですか。恐らくですが、偽名でしょうね」
「えっ?! 偽名……といいますと?」
「長年、探偵をしていると勘が閃くものでしてね。
 そして、貴方もそう思っているのではないですか?」
彼はくすっ、とヒスイに笑いかける。ヒスイはその言葉にきょとん、としてしまった。そんな顔を見、探偵が苦笑する。
「いえいえ、冗談ですよ…申し訳ありません」
とぽりぽり頬をかき、言葉を続ける。
「実は過去にですが貴方の依頼人とは違う方から依頼を受け、その人を探した事があるのです。役場で名前を隅々まで調べましたが、同じ名前はありませんでした」
そう言って、小さくため息をつく。なるほど、とヒスイが納得していると、その引っかかりが溶けたのに、胸の奥で妙な予感がした。
「過去に探偵である貴方が調べても見つからず、今回も見つからない。
 その名の人はいるのに記録にはない…故に偽名の存在……」
「私は、そう推理します。……手伝いたいのは山々ですが、今別の仕事がありまして」
と、探偵は苦笑するも、ヒスイは首を横に振った。
「いえ、その気持が嬉しいことです。ありがとうございました」
ヒスイは一礼し、タンジェリンから教えてもらった方へと歩いて行った。そこに依頼人の家がある筈だから……。

 「……えっ?!」
 「……シトラスは…」
依頼人の家。そこで、ヒスイは丁度買い物から帰ったシトラスの母と出会った。そして、彼女から聞かされたのは……シトラスの死であった。
「玄関先と言うのもなんですから」
と、母親はヒスイを中に入れ、紅茶を勧めてくれた。彼女の話によるとシトラスは二週間前に病で亡くなったという。
「肺の病でした。……一カ月前まで元気な笑顔を見せていたのに、三週間前酷い吐血をしまして……」
「……肺結核……ですね」
ヒスイの言葉に母親は頷いた。彼女は小さく笑い、泣くまいと気丈に振舞っていた。
「聖夜には好きな人と過ごすから、と笑っていたのですが……そのような依頼を冒険者に依頼していたとは。私の前では心配させないように振舞っていながらも、死期を感じていたのですね」
「……辛い話をさせてしまい、申し訳ありません」
ヒスイが深く頭を下げると母親は首を横に振り、優しい頬笑みを向ける。しかし、その綺麗な目には光るものがあった。
「覚悟は、できていましたから。それに…何時までもうつむいてはいられません。前を向かなくては…。こんな時こそ、笑わって過ごさなければならないのですね」
そんな姿にヒスイの胸も熱くなった。どうにか、この依頼を完遂したい、そんな思いが強かった。ふと、外を見ると……そんな思いとは裏腹なのか、酷く寒そうな色をしていた。

(続く)
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今回遊んだシナリオ(敬称略)
Serenade(にいかわ)

このリプレイ(もどき)は、上記のカードワースシナリオをプレイし、その結果と感想を元に書き上げております。シナリオ本来の著作権は各シナリオ作者さんのものです。また、リプレイに登場したスキルの著作権は、各シナリオの作者さんに既存します。

後書
 諸事情により一部変更させて頂きました。そんなフーレイです。聞き込みシーンをちまちまとリプレイにするとなんかまどろっこしいんじゃなかろうか、と想いこんな形に。重要な所だけを抜き出してみました。あと、何言なくリプレイで登場したNPCの名前を出しました。レーテの事は若干引きずったみたいで、いずれ他の方面でも影響します。

 それで、なのですけどこのシナをプレイした方ならばエンディングを知って居るでしょうが、あえていいます。天空版では別のエンディングを用意しております。作者さん、すみません。

それではまた明日。
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by jin-109-mineyuki | 2009-12-28 14:46 | 冒険者の宿【水繰の剣亭】 | Comments(0)

クリスマスイブに、メッセンジャーを (ヒスイ、あくびをかみしめ…)


冒険者の宿【水繰の剣亭】:61
ヒスイとクリスマスイブの依頼

―クリスマスイブ。

 朝、ヒスイは1人だけ暇を持て余していた。『六珠』のメンバーは秋から長い旅に出ており、『珠華』のメンバーも其々依頼なりなんなりしている。
「くそっ、こんな時に風邪かよ」
「ん、どうしたんですかアメジさん」
同室のアメジストが狐の耳を震わせ、憎々しげに外を見やる。アレトゥーザ生れの彼としてはこの雪が憎いらしい。妹であるネフライトは平気そうだったが兄はそうでもないらしい。
「こいつの所為で風邪ひいちまったようだ。あーっ、今日は暖かいチキンドリアでも食べて寝て直すぜ……」
相変わらずの気だるそうな声で無気力リーダーは言う。それに苦笑しつつヒスイは部屋を出、一階に下りる。うきうき気分の娘さんと挨拶を交わし、カウンターに座る。と、親父さんと目があった。彼は確認するなり珈琲を注ぎながら言った。
「ああ、ヒスイおはよう。1年前にお前が捕まえた詐欺師について、新聞に載ってるぞ」
「えっ?」
不思議に思いつつ新聞を読むと、その詐欺師が永遠に極寒地方にある炭鉱で働く事が決まったという事が書いてあった。
(…ブリスガルムあたりかな。それともクローネガルド?どっちにしろ……ご愁傷様、というところでしょうか)
食事も少なく、極寒の地での危険な肉体労働……。それだけの事をその詐欺師はしていたのだ。小さくため息をつき、ヒスイは首を横に振る。
(クリスマスイブに、こんな話はしたくありませんね)
…と、思いながらもそんな日に自分は彼を捉えたのだ、と思うとやや複雑な気分なのだが。もう一度首を横に振ると、彼は親父さんに仕事はないか、といつもどおりに問いかけた。そして、受け取った手帳から、1つの仕事を選んだ。

依頼人:シトラス・ライム
仕事内容
12月 24日に「オレンジ・ザボン」なる男性を探し、その人に手紙を渡してほしい。

親父の話によると、1か月前に受け取った依頼だという。既に400spの報酬を受け取っており、成功次第払うとの事だった。何故今日なのか、と疑問を持つと
「…ヒスイさんったら本当に乙女心に疎いのよね。だって、今日はクリスマスイブだからでしょ?」
なんて怒られた。またその人は『紅葉通り』に住んでいるらしいが、詳しい事は判らなかった。情報は少ないが、ヒスイは動くことにした。
「あ、ヒスイさん。軽くお腹に入れて行った方がいいですよ。何か食べます?」
娘さんが珈琲のお代わりを入れながら聞くと、ヒスイは少し考えた。
「んーっと、クロックムッシュを。あと、アメジさん…風邪をひいたみたいなんでパン粥でも持って行ってあげてください」
「判ったわ。しかしクリスマスイブに風邪ねぇ。……今夜は冷えるかも。それに雲の色が妖しいし…雪が降るかもね」
娘さんは窓の外を見ながらそういい、早速調理に取り掛かった。

(続く)
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今回遊んだシナリオ(敬称略)
Serenade(にいかわ)

このリプレイ(もどき)は、上記のカードワースシナリオをプレイし、その結果と感想を元に書き上げております。シナリオ本来の著作権は各シナリオ作者さんのものです。また、リプレイに登場したスキルの著作権は、各シナリオの作者さんに既存します。

後書
 ども、フーレイです。そんなわけでこんなのりなのですが、いかがでしょう?因みに、クローネガルドはY2つさんのリプレイに登場する北の国です。勝手に出してすいません。あと、ブリスガルムはカードワースシナリオにもあり、リプレイにも出しています(1年前の更新に。因みに、オニキスの弟は無事に結婚しました)。

 さて『六珠』はどこに行ったのか。それについては後でちゃんとやりますので、そこら辺はお待ちになってくださいな。

―続きは明日。
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by jin-109-mineyuki | 2009-12-27 21:17 | 冒険者の宿【水繰の剣亭】 | Comments(0)

年末のお知らせ (フーレイ、遅いクリスマスプレゼント)


若干遅いクリスマスのお知らせ

 ども、いつもおせわになっています、フーレイです。
 今回はこのブログの年末更新についてのご報告です。

 今年は『若干遅いクリスマス』と題うちまして27日から31日にかけて
 【水繰の剣亭】にてクリスマスシナリオのリプレイをお送りします。
 本当はクリスマスの前にやろうと思っていたんですけどね(汗)

 シナリオはSerenade(作:にいかわさん)です。
 リプレイの際はシナリオの都合上一部変更および着色もありますがご容赦ください。
 また、名前のないNPCに都合上名前をつけたのもご容赦ください。
 更新はよるになるとおもいます。

 拙いりぷれいではありますが、最後までのんびりとお楽しみください。
 今回の主人公は『珠華』の軽戦士、ヒスイ君です。
 あの真面目なエルフの青年が主人公です。

 一応フセンは仕込んでおりましたが、果たして、彼の運命はいかに?

 そんな所でございます。あと、『桃源郷の恋人』(作:cobaltさん)は『六珠』で
 やりますので、そこもお楽しみに。新年企画に……できたらいいなぁ、とは思いますが。

 それでは、この辺で。
 今後も【水繰の剣亭】をよろしく。

 追伸
 【静寂の鏡亭】もちゃんとやります、はい(土下座)
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by jin-109-mineyuki | 2009-12-26 20:58 | 張り紙 | Comments(0)

鳥人サンタが「メリークルシミマス!」 (スズキ、フーレイの代わりに)


 今年のM-1を見逃したーっ!!「笑い飯」さんのネタに出た「鳥人(とりじん)」がすげぇ気になる~!!そんなフーレイです。一応pixivで確認しました。……一体なぜに鳥人なる存在がでたんだろう……。そして、笑い飯さんの漫才はどんなものだったんだろう……。気になるたら気になるっ!!

で。
クリスマスイブは午前中バイトで色々あって。
商品が多いうえ、お客様も多いのよ。
でも、去年の修羅場の方がまし……。
(クリスマス当日も似た感じでした。年末だもの……)

そんな中でも銀雨のイベントにはちょっと顔出し。
ちゃんと夕食もつくってもぐもぐ。鳥のさっぱり煮はおいしいです。
気になる方はミツカンのHPにレシピがあるので行ってみてください。

咲乱がメイド服を何着も持っているのは「日舞の師範につくらされた」から。
まぁ、なんだ。「屋上」でなぜか仮面のメイドになったなぁ。
……恋人さまと親友のメイド姿はよかったし?

そして僕はというとバイトの帰りに母と色々買い物に。
……猫に沢山あったけど、逃げられたのは悲しい。
暖かそうな処に固まってる猫がかわいい~。よく見ると親猫と子猫だった。
残念ながら写真に収められなかったけどね。

ちなみに、時間が中途半端だったため昼食を抜く。
そのあと夕食を作り、食べてフルーツケーキももぐもぐ。
実はまぁ、クリスマスにもチーズケーキを食べる予定。
ああ、太るな、こりゃ。

で。
鳥人がすげぇ気になりすぎる。イラストを見て気になるんだ。
鳥の部分人間の部分境目
が凄く気になるんだ!!生物学的に気になるだっ!!

鳥人(とりじん)
・鳥が好きな子供に見える……らしい存在。
・飛ぶ事は出来ないらしい。
・身なりはタキシード(?)。
・英国紳士のような振る舞いをするらしい。
・鳥が好きな子供には素敵なプレゼントをくれるらしい。
・心はやさしいようだ。


……マジで見逃した自分が悔しい。……鳥人かぁ……。

CWリプレイの猛禽類、スズキがやってみたくなるじゃないかーっ!!

……てか、鳥が好きな子供に見えるってあたりでレイヴンが見てそうな気分だよ。でもそうなると会話がえらいとカオスになりそうな感じ……。

鳥人「きみに鳥の部分と人間の部分の境目を見せてあげたいが、
   命が危ない気がするんだ……私の…」
レイ「!? な、何故だ!! 境目をみたとたん『生肉!』
   といって飛びついたりはしないっ!」

こんな感じで。

……と、まぁ……のんびりやってます。

追記
25日をもってTW1『無限のファンタジア』が終了。
短い間ではありましたがニルギン、ギーエル、ディートのトリオがお世話になりました。
リンクの文章も直しておくかなぁ…。

こっちは後日改めて話をと思っています。
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by jin-109-mineyuki | 2009-12-25 18:20 | 日常生活 | Comments(0)

詩が消えたので一句詠もうか


かききえた 雪のごとき詩 まっさらに
手元の狂いは 寒さの罠か

口惜しや 書き残し詩は 手の雪か



どもー、ジンです。
本当は雪にかんする詩をかいていたんですけど
手違いできえまして。

……一瞬脳裏まっさらー。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
白い 白い 白い

麗しきも艶めかしく
気高くも儚く
荘厳なれども傲慢で

追い払うがごとく
黙らせるがごとく
身を守るがごとく
風が吹く

ああ、僕の手は赤く、僅かに紅が滲む
ああ、僕の足、歩みをうばわれ
けれど頷いて踏み出す

汚されまいと、汚せまいと
貴女は微笑を浮かべるも
小さき先客が貴女の静寂を切り裂いていた

『白き貴婦人と僕』

本当はもっと長い詩でしたが、悔しいので短縮。
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by jin-109-mineyuki | 2009-12-22 22:39 | 閑人閑話図書館 | Comments(0)

不完全終了 (フーレイ、決断しました)


 ども、色々考えたフーレイです。えーと、返事は少なかったんですけど、リレー小説「ある魔導士たちの館」は不完全ながらあれで終了、ということにします。長い間、大変お世話になりました。ありがとうございます。

 たしか2003年の10月からですから……6年は続いた事になります。当初はすぐに終わると思っていただけにこれまで続いた事だけでも奇跡としか言いようがありません。参加してくださった皆さんに心から感謝いたします。そして読んでくださった皆さん、ありがとうございます。

 本当はやりたかったネタとかありましたが、こんな形で終わってしまったので不完全燃焼です。そこで、このブログではやりたかったネタを時々綴ろうと思っています。また、番外編では登場人物の裏側なども語って行けたら、と思っています。

 HPに関しては残しておこうと思っています。今後の資料にお使いください。また、掲示板に関しましても同様です。連絡事項などにお使いください。

 総集編に関しては……出来なかったけれども、まぁ、簡単にいえば『ソードマスター タケル』見たいなオチで片付きそうな気もしないでもない……。いや、僕がそんな事を言っていいか否か……。まぁ、ネーベルたちの旅立ちで終わったも同然ですからね。

消えたバッカニアさんやルーマスさんたちの行方とか
ラポールとティターン、サフランとターメリックの攻防とか
世界の謎とか

残しちゃいましたからね。
僕が考えていたこととかは、今後ここで語っていこうとおもいます。

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by jin-109-mineyuki | 2009-12-21 20:01 | リレー小説(魔導士) | Comments(0)

長崎・海上決戦 (寒くてもニル・ギー・サク・イク放送局!)


ニル「……さて、プレ送信おつかれさまでした」
ギー「まずは全員で【1】で攻略なぁ~んね」
咲乱「そうっすねー。っと、おはようさん。
   ついに長崎を舞台とした戦争が開始だぜっ!がんばるぞ!」
イク「ニルギンとギーエルが微妙に年を重ねているのはさておき。
   ……この間の『ゲーム』で誕生した原初もきになるぜ……」
ニル「今回キャスターの作戦書類が77点。
   これがどう作用するか気になりますよ。88パーセントは高確率ですが」
ギー「あと、他にも『伯爵』の影が出てくる気がするなぁ~んよ。
   オクタンスも強そうなぁ~ん」
咲乱「まぁ、そうだけど……負ける訳にはいかんのさ」
イク「ヴァンパイア……銀の杭とかで倒れればいいのに」

(午前9時 26分ごろ更新)
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ニル「さて、今回ですが……戦艦相手に戦ってるんですよね」
ギー「コルト艦隊を思い出すなぁ~ん」
咲乱「次のターンはなるべく同時に落としておきたいもんだぜ。
   あと原初もいるしなぁ」
イク「取り合えず【1】は無事制圧。被害者は少なくしたいがな」
ニル「咲乱さんも無事ですし、次はどちらに?
   【2】【3】【4】【5】の4つですけれども……」
ギー「ってもうプレをおくっているなぁ~んねぇ」
咲乱「【2】と【3】は確実に落とさないとと行けないんだ。
   というわけで【2】だぜ」
イク「【2】は旧ソ連時代の艦艇である、ソヴレメンヌイ級駆逐艦を中心とした
   駆逐艦群。しかも『ゲーム』で生まれた原初のクロードと月長もいる」
ニル「厳しい戦いになるのは必須ですが、頑張ってくださいね。
   原初とは1人で立ち向かわないよう」
ギー「俺も戦いたいなぁ~ん。
   シャドウスナッチがここにでたらけっこう面白い事に…」
咲乱「いや、あれはやめてくれ!!あんなんは困るわ!!」
イク「目からビームは危険すぎるだろ?」

(午前10時 45分ごろ更新)
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ニル「えーっと、【2】のみ落ちたようですね。次は【3】でしょうか」
ギー「因みに旧ソ連時代の艦艇である、ウダロイ級駆逐艦を中心とした
   駆逐艦群で、『ゲーム』で原初になったマルグリットとシャッテン
   がいるなぁ~ん」
咲乱「そこに行ってきた。
   …やるしかねぇだろうっての!」
イク「そうでないと、依頼で亡くなった仲間が……」
ニル「しかし、重傷も多いかもしれないですねぇ。
   ……私たち冒険者が手伝えず、じれったいです…」
ギー「えーっと、このターンは取らないとまずいなぁ~んね」
咲乱「あと、エレインはさっさとこっちになればいいと思うんだ。
   みていてなぁ……」
イク「あの扱いはな。だが、第二ターンで【3】が落とせなかったのは
   厳しいと思う」
ニル「…この状況で二面攻撃はどうでしょうかねぇ」
ギー「出たとこ勝負なぁ~んよ」
咲乱「武器と防具はまだチェンジしてないけど、次はチェンジするかも」
イク「さて、どうなるんだろうな」

(午後12時 19分ごろ更新)
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ニル「結果がそろそろですかねぇ」
ギー「それにしても第四ターン目に【4】【5】を攻めるから
   【8】【9】は必然的に……」
咲乱「それを言うな。解ってるんだ……。
   うーん、被害は減らしたい、いや、マジで……」
イク「しかし……妖獣はいいとして、リリスは待て。
   なんかうねうねしてて気色悪いし、何よりここでも放送規制を」

レイヴン(以下:レイ)
「…戦場の気配がした俺、参上」

ニル「何時の間に来たんですか」
ギー「よく考えたら、今、ここで油売ってる場合じゃないなぁ~ん」
咲乱「まぁ、それはそれ、これはこれか」
イク「そして結果が届いたんだが」
レイ「【3】は落とせたが……【7】推奨でのこりは逆進行止めだと」
ニル「微妙ですね。そして3名の死亡も確認です」
ギー「今回ばかりは、死者0は……」
咲乱「色々考えたが【7】へ行ってくる」
イク「えーっと、ランカスターがいるところか…危険だな」
レイ「佐世保港で強奪されたというアメリカ第7艦隊所属の強襲揚陸艦。
   あと『ゲーム』で誕生した原初はディクルとダークローズかな」
ニル「状況的に嫌な予感しますけど、大丈夫ですかねぇ」
ギー「そこは咲乱たちしだいなぁ~ん」
咲乱「かるくプレッシャーかけるな」
イク「……いや、お前達しかいないだろ…」
レイ「まぁ、締め切り近いな…」

(午後1時 51分ごろ更新)
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ニル「ふぅ……。ちょっと紅茶でもどうぞ」
ギー「お菓子もあるなぁ~ん」
咲乱「サンキュー。っと、結果の時間か?」
イク「そのようだな。
   とりあえず推奨のとこは落ちたようだな……」
レイ「次は逆進行を止めに行く、とかいっていた」
ニル「【5】でしたね。
   インド海軍の駆逐艦ラージプート級を中心に構成された駆逐艦群で、
   老朽化が酷いようですね。ここには『ゲーム』で誕生した原初のルシ
   アンがいます」
ギー「それにしても、けっこうかつかつ、なぁ~ん?」
咲乱「結構、ね。長引く可能性もあるなぁ」
イク「聖夜前に困った事になったと思うよ…実にな」
レイ「応援似ているぞ」

(午後3時 17分ごろ更新)
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ニル「えーっと、たった今入った情報です。
   【11】制圧し、次は【10】が推奨だそうです」
ギー「咲乱は【10】にしたみたいだなぁ~ん」
咲乱「イギリスの軽空母で、2005年に退役した後吸血鬼勢力に取られたと。
   敵側主要艦の1隻で、それだけでも強い。『ゲーム』で原初となった
   ダリアとギュスタフもいるらしい」
イク「……結果的にリリスどもと妖獣が町にはびこっちまったが、
   【12】攻めるのに余裕があるかんしらん」
レイ「話は変わるが、科学人間っていいなぁ~。
   オレとおそろいだぞ、能力!電気でびりびりってさ!」
ニル「でも、レイヴンさんの能力では単体で近くの相手なんですよね」
ギー「咲乱がもつ雷の魔弾は単体で遠距離なぁ~ん」
咲乱「……ムハエルがいれば全体に雷が…」
イク「まて、咲乱!そいつは無理だ!!気持ちはわかるが無理なんだ・・・」
レイ「俺が行けたら……ソニックブームおこせたかもしれない」

※ムハエル
PBM『プロムナード8 ロマンシングブレス』でのPC。
黒魔導のなかに雷をおこすものがあった。

(午後4時 43分ごろ更新)
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ニル「さて、そろそろですかねぇ」
ギー「敵に一直線だなぁ~んねぇ」
咲乱「っということで【12】に行ってきた。
   てか【6】を今落とすってーことは、【12】を2ターン
   かけて落とすってことだろな」
イク「それ以外に考えられない。……ちょっとタイミングが」
レイ「【12】はたしか敵の総本山っぽいところだよな」
ニル「資料によりますとフランス海軍の退役空母で、今年解体処理をされる予定だった
   んですけど吸血鬼勢力に以下略です」
ギー「艦橋部分には『影の城』があって周囲の艦艇と『影の鎖』で縛りつけて強引に
   移動させてるらしいなぁ~ん」
咲乱「これが佐世保に入港してしちまうと日本大ピンチなわけ。
   でここは潰さなならん。影の城の城主であり吸血鬼艦隊の司令官は情報局でも
   ネタにされてるオクタンスだ」
イク「例の『ゲーム』で原初となったアレキサンドラ、ヴォルフガング、オリヴィア
   の姿もあるらしい。…どうするかは決まって居るな」
レイ「あと少しで・・・勝てるか?」

(午後6時 24分ごろ更新)
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ニル「結果が出ませんね」
ギー「これは落ちたかなぁ~ん?」
咲乱「だと思いたい」
イク「実にそうだが、大体無限も銀雨もリアイベで結果が遅くなると」
レイ「終了ってこと、多い」
ニル「ですねえ……。っと」
ギー「ようやくおわったなぁ~ん…」
咲乱「まぁ、上陸許しちゃたし、ね。でもメガリスの破壊効果が、
   新たに加わった」
イク「えーっと、生命賛歌中に重傷になっても10時間で回復らしい」
レイ「またすごい事になったな」
ニル「しかし、沢山の方が亡くなりましたね」
ギー「黙祷するなぁ~ん」
咲乱「ああ……」

(黙祷中)

イク「……安らかな眠りがあらんことを。エイメン」
レイ「皆、おやすみ」
ニル「今回は辛勝といえるでしょう。
   けれど、生きてる限り、戦うしかないのです」
ギー「全体依頼に行くメンバーは気をつけてなぁ~ん」
咲乱「多分、やや難とかかもしらん。
   …っと、そろそろだな?」
イク「ここまで読んでくれて、ありがとう」
レイ「また、よろしくな」

(午後9時 23分ごろ更新 放送終了)

咲乱と長崎
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by jin-109-mineyuki | 2009-12-20 09:27 | ニルギンの部屋 | Comments(2)