ある野良魔導士の書斎

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悩むもんだね(フーレイ、予期せぬ)


 フーレイですー。今回、ニルギンが参加した参加した偽シナのレポートを考えていたんですけれども、ちょいと他にもいろいろあったんでそっちを先に紹介しますわ。

コルドフリードへ向かった冒険者が戻ってきました
…一人を除いて。
ドラゴンを食い止めるためにがんばったそうです。冥福を祈ります。
で。
街角を見ていただければわかりますが、タロスの重騎士・デュンエンさんが登場。取り合えずコルドフリードにはドラゴンロードがいるらしいので、再びロード戦があるのは目に見えています。グリモアもドラゴンズゲートもないとすると…

海上で迎え撃つ?

ドラゴン界が海上にあったらそこへ船で突入していくのかなぁ?この記事を書いてるうちに街角に変化あり。円卓で会議が始まった模様です。5月 8日までだそうですので丁々発止とやっちゃってください。メッセで友人と話していて、どうやってコルドへ行くかという話がでて…船だと時間がかかる云々と考えた結果、ヴァラケウス同様ランドアースへ向かってくる可能性が無きにしも非ずって感じであります。

 そろそろあの三人を鍛えないとなぁ、と考えますが…(略)。とりあえず情報には気をつけておかなくちゃなりませんねぇ。5月連休にはないだろうけれどさ(そうだったら俺は……)。銀雨でも色々ある模様。微妙に雲行きが怪しいんですけれども、気になるなぁ~。うん。なんか人狼騎士団の総司令官さんが学園のみんなに「手伝ってくれ!」とお願いしてきたわ、御蛹村は微妙に怪しいわ(黒燐蟲って……白燐蟲の別バージョンっすか、タイトル!?)、微妙に気になるです。参加する皆さんは、がんばってくださいね。

偽シナについての話
 某旅団で偽シナがしたいという話をしたところ「NPCのいる旅団では控えたほうがいいのではないか」という意見をいただきました。初めて言われましたねぇ。今までNPCさんがいる旅団で偽シナをやったことがありますが、何も言われなかったし……。そんな意見もあるんですねぇ。まぁ、一応相談するような形をとっ(?)て置いてよかったかなぁ。計画して、スレッドを立ててから反対意見を出されるよりはマシかなぁ。皆さんの考えはどうなんだろう?
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by jin-109-mineyuki | 2008-04-30 14:37 | ニルギンの部屋

多分、来月までつづくかも(ダイラって誰?まぁ、気にしないで)


 スズキはなにげなく一人宿でえさをつついていた。スズキは猛禽類の姿をしている冒険鳥だ。最初は『礎の神話亭』の親父も流石に驚いたが、今ではごく当たり前の風景だ。
「……元気、ないね」
エルフの少年が、止まり木のそばにある席に腰掛ける。そして孔雀色の瞳をスズキに向けた。小柄な体をベージュのローブで包んだ、幼い少年はどこか不安げに鳥を見つめる。
「大丈夫? 疲れているんじゃない?」
「ああ、大丈夫だよ。ちょいと夢見が悪かっただけだ」
スズキはそう答え、専用の餌皿から生肉をついばむ。そして、水を飲み干して空を見た。青い空に雲は一つも無く、とても美しい。
「心配するな、ダート。今日は依頼もないし……のんびりしなよ」
「う、うん。そうするよ。でも、スズキ……無理しないでね」
ダートと呼ばれたエルフの少年はそういい、そっとスズキに手を伸ばした。

カードワース・プライベートショートショート
『酸い昼・

 何気なく街を漂い、一羽の鳥は人々を見つめた。こうしていると、気が楽になる。夢見の悪い朝は、何も考えずこうして風の中をたゆたっているのが一番いい。それが、ずっと前からの気晴らし方法だ。だから、時々やっている。
(ああ、あれからもう……)
どこか遠くを見つめつつも、体は風に包まれて自由に泳いでいた。ため息を漏らしつつもそれさえも纏って。
(判っている。多分死んでいる)
脳裏で影がちらつく。そして、最後ともいえる背中を思い出し、胸が痛む。苛々と嘴を鳴らし、スズキの体がさらに高く舞い上がる。
(・・・でも、願うさ・・・生きていてくれって)
なぜか、世界がゆがんだ。なんだか、小さかった人が大きくなっていく。そして、そのなかで見覚えのある姿が、それだけがはっきりと浮かんだ。

*   *   *   *   *  *  *  *  *

 その日は、快晴だった。仕事も速く終わり、師弟でもあり恋人同士でもあるバリアスとダイラはともに城から街へとやってきた。
「……にしても、最近きな臭い噂ばかりだな」
「ああ、そうだねぇ」
ダイラの呟きに、バリアスは頷く。そして側を通りがかった新聞屋から新聞を買うと早速目を通す。そこには【隣国の大臣、フォレストイージスを批難】などの文字が躍っている。
「ちっ、あの爺さんまたかよ」
記事を読んだダイラが舌打ちし、まぁまぁ、とバリアスは窘める。
「今度オルグレオさまと話し合うんでしょう?落ち着かないとまた変なことかかれますよ」
「ぐぅ・・・・・」
そんなことを弟子に言われ、ダイラは苦笑する。が、別の記事に小さく微笑んだ。
「みろ、バリアス。俺たちのことだ」
そこには【未来のおしどり夫婦】というタイトルで記事がかいてあり、二人のイラストが描かれている。そして、初夏には婚礼を挙げることまで書いてあった。
「あっ……」
バリアスは耳まで赤くなり、少しうつむいてしまう。ダイラは反対にかっかっかっ、とおおきな笑い声を上げた。
「ふふ、別に隠していることじゃねぇんだ。それにしても、よく調べたもんだな」
そういいながら口元をほころばせる。そっと恋人の髪を撫でながら彼は僅かに瞳を細めた。
「でも、はじめのうちは考えなかったな。人生初の弟子で病弱だった貴族の一人娘が今じゃ王国の守り人にして、俺の婚約者になっているなんて」

*   *   *   *   *   *   *

(んな訳がない。でも……、だとしたら!)
スズキは風を切って飛んでいく。世界のゆがみは解け、人の顔がはっきりとわかる。そして、己の欲した影が間近に迫った。心臓が早鐘を打ち、少し混乱しながらも、その姿を追って。
「なあっ!」
「……お前は……」
振り返る、影。それにスズキは空中で動きを止め、その場にただよう。見覚えのある影。されど若く、声も僅かに高い。
「シュウ、どこにいくんだ?」
スズキは平静を装って問いかける。相手は『白銀の剣亭』の冒険者であり、同期とも言える青年のシュウだった。彼もまた冒険者パーティのリーダーである。
「少し買い物に行く所だ。スズキは?」
「ただの散歩だ。夢身が悪くてね」
スズキは苦笑し、歩き出すシュウの後を付いていった。

(終?)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
後書き
シュウさん、出演ありがとう。フーレイです。
今回は幸せだった頃の記憶であります。次回は気が向いたら続きを。
シュウさんとの会話・・・・もうちょっと精進せんと(汗)

 シュウさんは龍使いさんのブログで語られるカードワースリプレイの主演メンバーです。パーティリーダで剣士様。今後もよろしくお願いします。前に掲載したリプレイ(子供連合がメインの『空白の記憶』です)にもカーナ姐さんと共に出演してくれました。

まだつづきます。
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by jin-109-mineyuki | 2008-04-29 01:18 | 札世界図書館 | Comments(0)

シリーズはたしか全部で10あるんだっけ?(フーレイ、毎週土曜が楽しみ)


このレビューを書く前にアニメ『ぼくらの』のOP『アンインストール』を聞いていましたが、何気になく、この物語のOPにもいけると思いました。そんな、フーレイです。

えーっと、多くの人が既に感想を書いているでしょうが、今更ながら僕も書きますよ。つか、文庫版しか読んだことがないんですが、まあいいや。そしてアニメ版は衛星放送時……あえて見なかった(原作を読んでいなかったから!)。今は毎週土曜朝9時から見ております。多少違うけれどおもしろい!…タンダがかっこよすぎるけどね。

ここまでくればもうお分かりでしょうね。では。

『精霊の守り人』(著:上橋 菜穂子)
 用心棒の女性、バルサは旅の途中川へと落ちてしまった新ヨゴ国第二皇子・チャグムを救出する。その時、水が止まるような体験をし不思議に思う。その夜、二の妃からお礼としてのおもてなしを受けたが、彼女からチャグムの用心棒になってくれ、と頼まれる。チャグムには水妖が憑いてしまったらしく、帝はわが子を手にかけなくてはならないような事態に!?バルサの親友であり薬草師のタンダの口から語られたのは、チャグムが【ニュンガ・ロ・イム】水の守り手の卵を宿されたこと、だった。
一方、星読みのシュガは突如燃えた二ノ妃の館を不信に思い聖導師に相談をする。が、それが彼の運命を揺るがした。チャグム奪還のために帝の懐刀《狩人》は解き放たれ、聖導師はシュガに覚悟を決めるように言い放った。後に呪術師トロガイの警告に息を呑んだ聖導師はシュガへ一つの特命を下す。それは大聖導師ナナイの手記を読み解く、というものであった。

乾ノ相、建国王に仕えた大聖導師ナナイの手記が語るもの。
そしてチャグムに宿った【存在】とそれを付けねらう【存在】
果たしてバルサたちはチャグムの命を守ることができるのか?
ニュンガ・ロ・イムはどうなる!?

……えーっと微妙に前後するようなレビューだなぁ、おい。読み終えて3ヶ月はするが(何度も読んでいるけれどね)、微妙。ファンの人から「へたくそ!」といわれてもしょうがない。魅力がちょっとでも伝わればいいんだけれどもねぇ……。

ここに上げている登場人物以外にもたのまれ屋のトーヤとサヤなど興味深い登場物もいますし、世界設定自体がしっかりしているのでいいなぁ。読み応えあります。後から知ったけれど、作者さん……文化人類学の研究者なのね。なんとなくだけれど、納得いったような気がする(前に講義で聴いたことがあるような言葉、でたもん)。

……ちなみに。『守り人』シリーズはまだあるの。文庫版じゃないと置き場ない。

現在、『夢の守り人』を文庫版にて読んでおります。
ハード版はねぇ、なぜ読もうと思わなかったのかがわからんです。
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by jin-109-mineyuki | 2008-04-28 22:32 | お勧めの本 | Comments(0)

やってみた(フーレイ、取扱説明書があったらしい)

 PBMなどでお世話になっているシイナサトルさんのブログから拝借しました【自分取り扱い説明書】をやります。今回はまぁ、ノリでいくんでよろしゅうに。

【自分取り扱い説明書】
製品名:フーレイ・バリアス・スカイハイ(愛玩用ホムンクルスPT-00)
対象年齢: 5歳から
(但し15歳までは保護者の補助の下遊んでください)

適正動作環境: 牛乳+おにぎり+パソコンが必要です。
       20歳以上の方ならばお酒も付き合います。
製造元:熊本県内『魔導生命研究所』
製造日:データ不明(但し、更新はされている)
保証期間:一生涯(データ不足故に)

☆以下の動作方法☆
話す:放置していても勝手に話し出します。
    うるさい場合は黙らせましょう。
誘う:基本的に機嫌がよければ普通に誘えば付いていきます。
    特に飯ならば喜びます。
笑わせる:いつもニコニコですが、吉本新喜劇などを見せると良いでしょう。
       場合によっては妄想でも笑います。
泣かせる:付属の『フーレイの飼い方(応用編)』をご覧下さい。
      或いはちょっとしたやさしさで泣くときもあります。
怒らせる:付属の『フーレイの飼い方(上級編)』をご覧下さい。
      或いはプライドなどを傷つけると烈火のごとく怒ります。
謝らせる:基本的に「何が悪いのか」を言うと反省します。
      意固地になっている場合は暫く「いかに怒っているか」
      の態度を示しましょう。
倒す:みぞおちを殴れば倒れます(をい)
相談する:基本的に解決になりません。
       気休めにぼやく程度がいいでしょう。
騙す:簡単なウソにも引っかかるので、簡単です。
味方にする:お菓子や本で釣りましょう。尻尾を振って付いていきます。
服従させる:無理やりはやめましょう。キレて暴走します。
       己の力を暴力以外で見せ付ければ服従します(基本的に)。

☆メンテナンス☆
故障かな?と思ったら以下の事柄をお試しください。

部屋の隅でいじけた
放置プレイをしていませんか?大概にしましょう。

家事をしない
体調あるいは精神に問題があります。とりあえず休ませましょう。

何も無いのに泣き出した
辛いことを思い出していると思われます。
そっとしておきましょう。

苛々している
……体調に問題がある場合があります。
日向に転がしておきましょう。

発作を起こした
BLあるいは百合を見せていませんか?
即座にやめさせ、眠らせましょう。

その他
わからない場合はとりあえず牛乳と本を与えることを進めます。

☆本製品のお問い合わせ先(回す人)☆
・龍使いさん
・三角さん
・小野の雪さん
・みなみさん
・相方さん

まぁ、気がむいたらでいいので。
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by jin-109-mineyuki | 2008-04-27 22:05 | 回答したバトン | Comments(2)

ちなみに、アンバーとジョドの因縁は別カテで(アンバーだけじゃなく、ジャスパーもぷちっ!?)


冒険者の宿【水繰の剣亭】:22
踊り手達の存在証明(承)

「先生、お久しぶりです!」
「久しぶりね、アンバーさん」
先生と呼ばれた女性は笑顔で答える。
「先生、呼び捨てにしてくださいっていつも言ってるじゃないですか」
アンバーが苦笑している傍らでオニキスが頭を下げる。
「アデイさん、お元気そうで何よりです」
「オニキスさんたちも。今日はやっぱり踊りを……?」
アデイの問いに頷くアンバー。いつになく真剣な表情で彼女の目を見る。仲間にはあまり見せない表情に一同はちょっと笑いそうになる。
「実はリューンで行われる舞踏大会に出るんです。だから…」
「ええ、いいわ。それじゃ付いてきて」
アデイは笑顔で頷き、一同は揃って遺跡へと足を踏み入れた。いつもならアデイと一行だけしかおらず、のんびりと舞の練習が出来る。その空気を乱す先客が、既にいたのだ。
「アデイさん、また会いましたねぇ。それに…アンバーも」
一見僧に見える若い男が、アデイたちに声をかける。親しみではなく明らかな悪意を感じ取り、パールが毛を逆立たせる。男の後ろには何人もの荒事が得意そうな連中が雁首を揃えていた。アデイとアンバーの表情が険しくなり、オニキスたちも身構える。
「ジョドッ……ロネとバドゥーリも一緒って訳ね」
「先生もこいつらから嫌がらせを…?」
アンバーの問いに、アデイはええ、と頷き……鋭い眼光をジョドに向ける。
(こいつが…)
オニキスはふむ、とジョドを見る。確かに小物そうな空気を纏っている。ジョドはにやり、と笑いながらアデイとアンバーを見ていた。
「ご名答。……私のところに『またあなたがいかがわしい踊りをひろめている』と教えてくれた人がいましてね」
「なっ……、てめぇ、よくも」
ジョドの言葉にアンバーが憤る。飛び掛りそうになるのをアデイとサードニクス、ジャスパーが止めた。
「様子を見ようよ、アンバー。らしくない!」
「放せっ、こいつは先生を侮辱したんだぜ?」
「侮辱…ねぇ。まあ、いい。事実のようですし…ね?」
ジョドはアンバーを嘲笑の目で一瞥し、冒険者達にも同じ視線を向ける。そして目のあったジャスパーの顔を見るなり、彼は目を見開いた。
「こいつは驚いた!聖北の『穏健なる異端審問官』のお弟子さんも揃っていたとは。これは好都合だ。貴女の師匠はただでさえ異端ではなかったか、という論争があるぐらいですから」
「こいつ……言わせておけば……」
「じゃ、ジャスパーも落ち着いて…」
ジャスパーもまた怒りを露にし、フライマンバが窘める。アデイは今にも飛び掛りそうなアンバーを抑えつつもジョドに抵抗する姿勢を崩さない。
「あくまでも、私たちから踊りを奪うつもりね。
 でも、私は決めた。貴方達の妨害をうけても踊り続けると……」
そう言って、アンバーをちらりと見る。自分を先生と呼び、慕う青年。彼もまた踊りをアイデンティティーとしている。そう、自分と同じように。
「これは私が私である証。そして、我が部族の一員である証。だから…!」
「俺にとっても俺である証なんだ!先生の宝を…奪わせてたまるかよ!!」
アンバーも叫び、一同がジョドたちに徹底抗戦の構えを見せる。と、ジョドの横にいた男がけっ、と笑った。遺跡に乾いた潮風が吹く。
「ご立派なこと。でも、知ってんだぜ……?お前が踊れないこと、腰を砕かれて子供を産めなくなった事を」
その言葉に、遺跡の空気が音も立てずに凍りつく。
「なっ……!?」
あいた口が塞がらないサードニクス。驚愕する一同。アデイは表情を曇らせ、その様子に笑みを浮かべながら彼は言葉を続ける。
「さあてね。子供が産めない時点で、女である証を失ったも同然だと…思うが?」
「…!」
その言葉に、アンバーたちの怒りに油を注ぐ。様子を伺い、何もいわなかった蒼い髪の男がおかしそうに笑った。
「やめとけよ。どうやら、向こうの客人を怒らせちまったようだぜ?」
「何とでも言えばいい。でも、私は貴方達の言いなりにはならないわ」
アデイは毅然とした態度で言う。が……アンバーにはなんとなく判っていた。彼女の悔しさが。彼女の怒りが。そして……悲しみも。自然と手を握り締め、噛んだ唇には紅が滲む。
「踊りをやめさせたいのなら、この命ごと抹消してみせなさいよ。……保守派にすら相手にされない屑どもめッ」
彼女の言葉に、アンバーが一歩前に出る。そして手に握っていたグレイブをびゅん、とジョドに突きつけた。
「!……アンバー、あの時の仕返しが残ってますよ?」
「…返り討ちにしてやるぜ。
 それに…大の男が三人がかりで若い女性を襲うなんざ…見てられねぇよ」
それが、全員の意思。全員が、怒りに燃えている。ジョドは愚かな、と歯軋りし……更なる憎悪を一行に向ける。
「貴方たちも同罪です。捕らえれば……私の信仰をお認め下さったことでしょうねぇ!」
「貴方のようなものをお認め下さるはずが無いわ、外道坊主が」
ジャスパーのはき捨てるような言葉に、彼は指を鳴らす。と、どこからとも無く幾人ものならず者や狂信者らしき存在が現れる。
「ふふ、甘く見ないことですよ。ロネ、バドゥーリ、ヒギン、ザハ……この者たちに神の正義の何たるかを叩き込んでやりなさい!」
その言葉に、男達がにやっ、と笑って身構える。しかし、アンバーも負けてはいない。
「みんな、アデイ先生を守るぞ。神とかそんなん興味がねぇ!俺たちは…ただ、先生の存在証明を守るだけだッ!」
「「おおっ!」」
オニキスたちが叫び、臨戦態勢をとった。この戦いは負けられない。そんな思いがアンバーにはあった。

(続く)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
今回遊んだシナリオ(敬称略)
碧海の都アレトゥーザ(Mart)

えーと…引き続き『私は踊り続ける』のリプレイです。うわぉ、イベントの臨場感が全く感じられないぜオウイェア~(滝涙)。実はゲームをやりつつ原型を書き(そのため一部はシナリオのセリフがそのままっぽい)、膨らましております。……Y2つさん、アドバイスありがとうございます。微妙にジョドたちに違和感があったらごめんなさい。ゲームでのイメージのままやったもので(汗)。

そして・・・・・の下の文章を書き終えたときには既にリプレイが完成しているという事実。

因みに、今後のリプレイにもアデイ姉さんは登場します。重要なお方ですからねー。
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by jin-109-mineyuki | 2008-04-26 15:53 | 冒険者の宿【水繰の剣亭】 | Comments(0)

相方さんのたのしいおにぎり事情(フーレイ、ちょっと羨ましい)


相方さんが、2キロほどのおにぎりをいただいたそうです。
本人曰く
『気分的に戦後直後の(食糧危機の)子供』
だそうです。
これで二ヶ月は凌げるといっていたその声は本当に嬉しそうでした。

相方さん、いいネタありがとう!フーレイです。
いやぁ、ごっきげんな声だったよ、本当に!!
……って普段どないな食生活をしているんですか、相方さんっ?!
なんて冷静になってみて突っ込んでみる俺も俺のような気がしました。とりあえず、体に気をつけてがんばりましょう。つか、お互いに気をつけましょう……食生活。

と、いう訳で今回の御題は『食生活』です。
ついつい間食してしまう辺り欲望に負けているなぁ、俺。人間には生存するために『色欲(生殖)・食欲(栄養補給)・睡眠欲(休息)』と三つの欲望があるわけで、現在の俺の状態がこのような状態になっております。

食欲>睡眠欲 ※色欲はあえてスルー。

……なんか違わくねぇか?そんな気がするけれどとりあえず。まぁ、現在の状態がどんな状態か深く(または生々しく)語ると睡眠欲>食欲となってもおかしくないんだが、まぁ、基本と思ってください。そんなこんなで家庭菜園につながったりしているわけで(ようはおうちの庭で美味しいものを育てて美味しく料理しよう、という魂胆)。時折朝食・昼飯・夕食の用意を手伝ったり、作ったりするのは早く己が(ここ重要)飯を喰らいたい為。決して誉められたものじゃないんです(笑)。

あと…
風邪を引いて食欲がうせても空食欲で乗り切ろうとするところは皆も見習ってくれ、と自画自賛したい。

超絶的蛇足。
一番頭を使うのは睡眠欲でその次が食欲。一番頭を使わないのが色欲だと言われているが……なして?

最近、己(のブログ記事)の進むべき方向が明らかに定まっていない気がしている俺でした。つか、己の欲望配分って、ブログに上げていいんだろうかと内心思ってみたりしたのですが…色欲んとこ省いて正解かもしれません。
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by jin-109-mineyuki | 2008-04-25 13:23 | 日常生活 | Comments(2)

なーにやってんだか、俺(フーレイ、いろんな曲に影響受けるの)


『洗脳・搾取・虎の巻』を聞いていて、ネタだけ沸いた。
纏める力は、毛頭もない……。そんなフーレイです。

元々ベースは(有)P.A.S.さんのプロムナード3『トゥルスエスファリア』のWテイル(執筆担当テラーは浦川 奎一テラー。多分、これで字、あっていると思う。ミスっていたら御免なさい)に登場したキャラクター……のはずなのに多分原型留めていない。

ガルサ国
中小(大がないトコがミソ)100を超える島からなる国で、基本的に「細かいことは気にしない」明るい国民性を持つ。王族は海竜レヴィアータンや海の武神イリュディウスの加護を受けているとも言われている。

ムーナ・ピュア・グラウゼル
ガルサ国を治める15歳(外見的には10歳ほど)の女王。国のためになら真面目になるが、普段は何処にでも居る女の子(自称)である。国民のアイドル(歌が趣味であり、特技)。であり、最終兵器(らしい)。ごく親しい身内には多少(…?)わがままなとこも見せるがそれはご愛嬌で済まされる(時に笑える程度でしゃれにならない)。ちなみに、つるぺたとかみじんことか、体が未発達であることを示唆する発言はアウト。

フゥレイ(仮)
記憶喪失となり、流れ着いた青年。顔傷と若干癖のある黒髪から物語に出てくる魔導士の名前をつけられた。ムーナに懐かれ、世話係に任命されるがわがまま(つか、いたずら)の矛先はほとんど彼。しかし、ちょっとした仕草から感情を読み取り、ムーナを理解する能力の高さはミントも息を呑むほど。だけど「魔獣への生贄とかは冗談でもやめて!?(涙声)」だそうな。作詞・作曲大好き。あと、笛を吹くのも得意。

ミント・クロウ
ガルサ国の騎士。異名『無頼の碧玉』を持ち、武器はナックル。普段も体術を得意としムーナに近寄る悪い虫を目で追い返す。基本的に『頼りがいのある男前な女性』であるが、ムーナに時折振り回される。戦闘以外の特技はお菓子作りと子供の遊び相手になること、ギター演奏。しぐさ・口調が微妙に男性っぽくファンからは『無頼の君』やら『青薔薇様』とも呼ばれる。あと、大の子供好き。弟にハッカという奴がいるが厳しいのは真っ当な人間に育てるためです、はい。

ハッカ・クロウ
ガルサ国の騎士。異名『潮騒の翠玉』を持ち、武器は日本刀。持久力に自信があり、とりわけ走ることにかけては他の追随を赦さないほどである。まぁ、それは怒った姉から逃れるために身に付いたものだが。食いしん坊で何でもおいしそうに見えるらしい。あと、若干調子に乗りやすいところもあるが、そこは姉の鉄拳制裁で窘められる。フゥレイ(仮)と記憶喪失者に名づけたのもこいつ。不器用なのになぜか琴を弾くのは得意で、ここが皆に不思議がられている。姉には一度も勝ったことがないので、勝ちたいらしい。そして……ムーナは恩人なので頭が上がらない。

ユギ・フォールコート
50パーセントの運と50パーセント実力(本人談)で最年少宰相となった青年。常に首からコンパスを下げているのは微妙に方向音痴のため。時々迷ってミントやムーナに(首根っこをつかまれ、引きずられて)連行される。また、親友曰く極度(?)の朴念仁だったりする。今は色恋沙汰よりも国を育てることに夢中。あの手この手で『他国や国民に負担をかけず、楽しく平和的に国力をつける方法』を考えている。ドラムを叩くのがストレス解消法。

シエルクィード・ハイエンシェン
一見スレンダーで純朴な美女であるが、その正体は3男5女の父親。ムーナ専属のスタイリストを自称する騎士団長(ちなみに先代の頃は策士長だった)。武器は二本のジャマダハル。物腰も柔らかく、口調も丁寧。声もテナーなのでなかなか男性だとは気づかない(しかも化粧をしているし)。元気一杯なムーナを見ていると先代(ムーナの亡き父親)を思い起こして時折人知れず涙することも。趣味で小説を書いており、いつもネタ帳を持ち歩いている。幼い頃はピアニストを目指していただけのこともあり、腕前はプロ級。

……元々は『ファーダにやってきたロシアの元軍人』だったり、『温泉につからんといきてけない訳在り金槌な人魚族のほら吹き雇われ船長』だったり『絶望に叩き落されたせいで良心がすっぱ抜けた青年』だったりするわけで。でも、こんなネタ知っているのは当時TESのWテイルに参加している人間だけだったり(汗)。てーか…原形とどめてないから(略)。
そして、その原因は『洗脳・搾取・虎の巻』という電波なゲームソングだったり。これがアニメだったら絶対この曲がエンディングテーマで、アニメは深夜放送のドタバタコメディ(目指せ、フジのノイタミナ)。

今思えば、僕がライトファンタジー小説を書くようになったきっかけはミィニャのプラテとWテイルの裏テイル(勝手に)を書き出したことからだと思う。悪友への怒りを起爆元に。
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by jin-109-mineyuki | 2008-04-24 22:54 | 趣味の話 | Comments(0)

『むげファン参加者に30のお題』より 26:なにごと?


――急に聞こえる破戒音。
誰もが振り返るほどの、大きなそれは……

『なにご?』

「これは失敗だなぁ~ん……」
もくもくと黒い煙が上がり、その中から現れたのは黒い耳と尻尾のヒトノソリン。元々白いであろう肌を煤だらけにし、けほけほと咽ている。取り出したものは丸こげとなった塊。……妙にでかいが、微妙にノソリンの形をしている。
「せっかくノソリンパンを作ろうとしたけれど……なぁ~ん」
釜の火力が悪かったのか、それとも生地か……ヒトノソリンは煤だらけとなったエプロンを見つめ、ちょっと苦笑した。身に纏っているメイド服は黒だが、若干埋もれるような色合いになっている。
「友達に食べてもらう予定だったのになぁ~ん」
ギーエルはカフェのオープン記念に配ろうと思ったパン(試作品)……の残骸を見つめ、小さくため息をついた。が、

――ごごごごごごごごごっ

なんて聞こえてきたから慌てて庭へ出る。今は、井戸掘りの真っ最中であったはず。父親であるリリシャールを初め親戚の男衆総出で井戸掘りをしてくれているのである。
「ど、どうしたなぁ~ん?!」
店を出た途端見える、明らかに湯柱っぽいもの。それにぎょっ、となっていると井戸掘りをしていた親戚(ほぼヒトノソリン)もまためっちゃくちゃ嬉しそうである。
「ギーエル、喜ぶなぁ~ん!!温泉を掘り当てたなぁ~ん!!」
上半身裸にねじり鉢巻タオル+ジーンズという井出達(しかも土まみれ)のパパ、リリシャールがにこやかにそういい、後ろを指差す。とりあえず、店を出た時点で見えているから判っているけれども、はっきり言ってとんでもないような気がした。
「すごいなぁ~ん!温泉だなぁ~ん!!」
「何でも、同盟の冒険者は温泉が好きだと聞いたなぁ~ん」
ギーエルが喜んでいると、若干筋肉質な若いヒトノソリンが肩をぽん、と叩く。
「ギーエルの旅団にも素敵な温泉ができるなぁ~ん!」
「早速温泉作りなぁ~ん!!」
別のヒトノソリンが大喜びで手を上げるものの、リリシャールに似た大柄なヒトノソリンと小柄なヒトノソリンが酒瓶を持ち上げて叫ぶ。
「その前に前祝で飲むなぁ~ん!!」
「祭りだなぁ~ん!!」
そんなこんなで、その日はずっとお酒を飲んでいたカンツバキ家であった。

……それが『カフェ・ナ・ノソリン』に温泉がある理由である。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 
後書き。
フーレイっす。
ギーエルの旅団『カフェ・ナ・ノソリン』はカフェなのに何故温泉があるのか、という話題が出たことがあるので、このネタに走りました。
カンツバキ家、酒盛り好きです。

使用お題
『むげファン参加者に30のお題』(すみません、製作者は誰ですか:汗)
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by jin-109-mineyuki | 2008-04-23 00:11 | 無限銀雨図書館 | Comments(0)

えー、何?この……(略:フーレイ、ちょいと色々)


 赤々と燃え上がる街
 逃げ惑う人々
 襲い掛かる魔獣
 これは、一つの……国が死んでいく光景。

「……くそっ」
一人の男が、レンガの壁を殴りつける。そして、燃え盛る街を見つめた。彼の後ろには避難させた住民達の姿があった。短く切った黒髪の切っ先からも汗が滴り、その場に崩れる。
「あの宰相、何時の間に隣国と手を組んで……」
「先生…いや、ダイラ…」
一人の少女が、彼の肩に触れる。小麦色の手はローブ同様煤まみれで、指先は何かでやけどしたであろう痛々しい跡が残っていた。

カードワース・プライベートショートショート
『苦イ夢・

「…バリアス、避難経路は?」
「確保できています。あと5分で転送術が発動し、住民は碧落の森へと逃れられます」
男…ダイラはバリアスと呼んだ少女の報告に頷き、立ち上がった。そして軽く瞳を閉ざす。刹那、素早く呪文を唱えて敵を探す。…敵意は燃え盛る街からしか感知せず、今のところは安全であった。
「…上手くいっているかな…キアラたちは」
「ええ、きっと、彼らならば」
バリアスはその問いに頷きつつも…内心は不安であった。
相手は戦争に関して右に出るものが居ない、とまで言われる大国。宰相は魔導士と魔導技術をそこへ与えるために裏切り、今の状態を生んだのだ。
脳裏に移る、既に居ない仲間達のことが、胸をかきむしる。我慢しようにも、その緑の瞳からぽろぽろと涙がこぼれた。
「泣くな」
ダイラはそれだけ言って、バリアスを抱きしめる。己の軋む心を押さえつけるように、力強く、ぐっと……。少女は少しだけ顔を挙げ、ぬれた瞳で男を見上げる。
「戻らないものは戻らない。お前は生きて、そいつらの夢をかなえてやれ」
その言葉に、少女は首を横に振る。
「嫌だ」
「!」
バリアスはダイラの胸を突き飛ばし、猛禽類のごとき鋭い目で叫ぶ。
「……皆が死ぬなら僕も死ぬ。
 魔導士として戦って、魔導士として……
 フォレストイージスの雪鴉翼十三柱の一柱として…!」
「バカ言うんじゃねぇっ!!」
ダイラが叫び、バリアスを抱き寄せ……言葉を続ける。それがどこか崩れ、涙交じりなのは弟子だからか…それとも…仲間だからか…あるいは……。
「忘れたのか?
 役目を終えたら、旅をしよう…。そう、皆で約束しただろう?」
「でも……」
バリアスの言葉は、柔らかく暖かいもので閉ざされた。

*   *   *   *   *   *   *   *   *

 天気のよい朝。リューンに程近い冒険者の宿『礎の神話亭』の一角。2段ベッドが二つあり、その近くにひとつの鳥かごがおしゃれな柱に引っかかっている。そこには一羽の猛禽類がいて、目覚め一発の毛づくろいをしていた。
「ふー、目覚めの悪い日は何もしないでささみでも…」
「そう言っている暇があるなら、仕事を探してくださいよ、リーダー」
猛禽類が人の言葉を話したのにも驚かず、緑色のローブを纏った女性が苦笑する。まぁ、この宿では当たり前の光景なので誰も気にしないのだ。リーダーと呼ばれた猛禽類ははいはい、と頷いた。
「ところで、目覚めが悪いといいましたけれど…」
「ああ。ちょいと昔をね」
女性の問いに鳥はそう答え、また毛づくろいをはじめた。そして、顔を上げて窓の外を見つめた。透き通った空色が、妙に目にしみる。
「……………わかってるよ……みんな」
その呟きを、女性はあえて聞かなかったことにした。
そして鳥は、嘴で器用に戸を開け、宿内へと翼を広げる。
こうして、一日が始まっていった。

―貴方が愛した空は、今日も真っ青です。

鳥は、内心で呟いた。

(終?)

。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
あとがき
わけわかんねー!と思われてもしょうがないフーレイです。
一応過去話ですが、鳥って言えば判りますよね。
奴の過去はダークだ(シオンほどじゃないと思うけど)!
あと、実年齢は○○歳なのに若者クーポンなのは半分魔族の血を引いているからであったりする。
次回は、発展でけたらそれを書きます。脳力が持てばの話ですが!
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by jin-109-mineyuki | 2008-04-22 14:06 | 札世界図書館 | Comments(0)

このシナリオが、物凄く好きなんです(アンバー、実は因縁があったのさ)


冒険者の宿【水繰の剣亭】:21
踊り手たちの存在証明(起)

 アレトゥーザ、蒼の洞窟。そこには多くの巡礼者が祈りを捧げていた。その光景を見つめるアンバーの目はどこか複雑そうだ。
「……っ」
「そんなにカリカリしない。気持ちはわかるけれど…ね?」
「そうそう。何言ったってはじまらねぇよ」
そういい、彼の肩を叩くと、ジャスパーは苦笑する。傍にふよふよ浮いていたフライマンバにも言われ、アンバーは小さく苦笑した。
「ここはレナータが守っていた場所なんだぜ? それに…」
何かを言おうとして……口を止めた。そして、首を横に振ると小さくため息をつきながら洞窟を後にした。

同時刻。オニキスはパールを抱き、教会の椅子に腰掛けつつため息をつく。傍らにはサードニクスとクインベリルがいる。
「それにしても……注意しなくてはなりませんね」
「えっと…親父さんが言っていたこと?」
サードニクスの言葉にオニキスは頷く。アレトゥーザに来てすぐ『悠久の風亭』にやってきた一行なのだが、そこで妙な事を耳にした。
「……保守派の狂信者たちがのさばってんだろ?」
パールが尻尾を苛々と振りつつ思い出しクインベリルも顔をげんなりさせる。
「ジョドだっけ?異国の人や女性に難癖つけるの。お金があって、めっぽう強そうな仲間がいて。……厄介だよねぇ」
「だから、余計に注意しなくちゃいけないよね。ふぅ、厄介なことにならなきゃいいけれど…」
サードニクスはそう呟きながら肩をすくめる。
「マスターの話から……相当許しがたい所業をしている模様で。何かのきっかけがあれば熱い灸をすえてやれるのですが…」
オニキスが珍しく鋭い目で言う。どうやらかなり許せないらしい。クインベリルも同じらしく、力強く頷く。
「異国の方と付き合おうが、肌の色が違えようが信仰に無関係だわ。全く!」
「……あれ? ジョドって……アンバーが前に殴り飛ばしたとかいった奴じゃなかったっけ?」
パールは何かを思い出し、首をかしげた。

「ジョドって奴、一度殴ったの!?」
ジャスパーは思わず声を上げる。アンバーは苦笑して頷きながらそのときの事を思い出す。
「ああ。冒険者になる前なんだけどさ…俺に絡んできやがったんだよ。肌の事と踊りのことで」
アンバーの肌は他の人間よりも多少黒っぽく目の色も不思議な青緑である。そして彼が舞う踊りはどうやらジョドの気に障ったらしい。
「女みたいななりで『如何わしい』踊りを踊るな、だってさ。本当に馬鹿馬鹿しい。思わず殴り飛ばして、海に叩き落してやった」
「お前らしいっつーか、なんというか……」
「踊りは貴方の誇りだものね」
フライマンバとジャスパーの言葉に、アンバーの顔が綻ぶ。と、同時に教会からオニキスたちがやってきた。パールがとことこと駆けつける。
「なあ、アンバー!マスターが言っていたジョドって奴…お前と因縁があるんだろ?」
「一応。向こうは忘れてると思うけど」
パールを抱き上げつつアンバーが答える。そして、クインベリルとサードニクスは心配そうにアンバーを見つめた。
「っと、心配しても始まらないだろ?とにかくアデイ先生のとこに行こう。踊りを見てもらわないと」
アンバーは笑顔でそういい、早速遺跡へと向かう。ベールを海風に揺らし、颯爽と歩く姿には踊り子としての信念が見える気がした。
「心配しても始まらない、か」
サードニクスは呟きつつ、仲間とともに彼の後を追う。……その背中を見つめるものが他にいるとも知らないで。彼らは遺跡へ進む6人をただじっ、と睨み付けていた。

「貴方は忘れているでしょう。けれど……殴り飛ばした上に海へと投げ落とされた時の恨みは忘れたくても忘れられない!」
彼はそう呟き、手元で土くれを握り締めた。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
今回遊んだシナリオ(敬称略)
碧海の都アレトゥーザ(Mart)

ども、フーレイです。
今回から数回にわたり碧海の都アレトゥーザでおこるサブイベント『私は踊り続ける』のリプレイを公開します。これだけは譲れなかったのでやらせていただきます。まぁ、他にリプレイがあるかもしれないけれど……どうにかなるさ!うん、どうにかなるさ!!
リンクしていようとも……(汗

まぁ、いっておきましょう。
※これはあくまでも『アンバー編』として割り切って読んでください!
(土下座)

あと、一応おこればですがナパイアス姐さんが登場するシナリオのリプレイもそれでよろしく。一応アンバーの父親・トパーズに関係が。そして本当はコミカルにしたかったジョドとアンバーの因縁が…(涙)。

……気が向いたらアンバーがジョドを殴り飛ばして海へ落としたエピソードも書くつもりで居ますが、おそらくY2つさん見たいにかっこいいものは無理っす。一応多少コメディー方向で。
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by jin-109-mineyuki | 2008-04-19 16:45 | 冒険者の宿【水繰の剣亭】 | Comments(0)