ある野良魔導士の書斎

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カテゴリ:お勧めの本( 71 )

小説以外も紹介します(フーレイ、気に入っている)


 はい、フーレイです。ラリネット(止め具のない、結びつけるタイプの首飾り)を髪に結っています。首にするのがなんとなく嫌なのです。土砂降りの雨が急にふったので涼しくなったのですが、またむしむしし始めました。いやぁ、本当に夏ですなぁ。泊まりに着ていた親戚は伯母を残し別の親戚のところへ遊びに行きました。僕は夜学祭関連の用事であまり遊べませんでしたがまた会いたいものです。うんうん。

さてさて、今日のお話はといいますと珍しく小説でない本のお勧め。さくさくっと参りましょう。

『読めなくて困る名字の本』(著:竹田 はなこ)
 日本は本当に名字が多い国である。その成り立ちにも様々な背景があり、多い名字、少ない名字、既に使われ例ない名字、比較的新しい名字など様々である。全部で十数万はあるだろう名字の中には読み方が難解なものも数多く存在する。そこで役立てて欲しいのがこの本だ。読み方を調べるだけでなく、ちょっとした苗字の知識を学ぶことも出来る。暇つぶしにもうってつけ。一冊で三役?も楽しめる名字の本。もしかしたら身近な友人・知人の名字も乗っているかも?

 元々名字や家紋に興味がある僕は時折こういう本を借りては一人悦に入っています。珍しい名字で気にいったのは物語の登場人物に使用。メモしている物もあるんですよ。読みにくい名字って楽しい、楽しい。ルーツも気になりますしね。そういえば高校の頃、そのルーツも書いてある本を借りて読んだ覚えがあります。もう一度、読めたらなぁ…。

ここでちょっとしたクイズを出してみたいと思います。答えは反転してみてください。出展は上記の本からです。
1:東雲…しののめ/とううん
2:下水流…しもつる
3:春夏秋冬…ひととせ
4:紅白…いりまじり/いりまじる
5:狼谷…かめたに
6:始罪…あいの
7:神刑部…かみうたえ
(何も見ないで)全て読めた方は凄いと思いますよ。研究者だったら話はわかるんですがね。あるいは過去にこの本か似たような本を読んだ事がある方。近所にいらっしゃる方や本人…。本当に色々な名字があるものです。本には載っていない名字も恐らくあるのでしょう。どこかに現在日本に存在する名字の正確な数とリストが公表されているんでしょうかね。それが気になるところです。

 因みに僕の本名はかなり多い部類に入ります。どこ地方に多いとか言ったら完璧に解かってしまうでしょうね(笑)。
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by jin-109-mineyuki | 2005-08-06 18:23 | お勧めの本 | Trackback | Comments(1)

ラブ・レイヴン♪(フーレイ、実は鴉が好き?)


 実はハガレンとナージャとヴァロフェスの時代設定が似ているような気がするフーレイです。この三つが同時進行で、しかも何処かで繋がるとしたらどんなにいいでしょうか?ダンディライオン一座の世話になるヴァロフェスとエドワードとアルフォンス…。想像するとグロいのかシリアスなのかよう判らんストーリーになりそう。あ、鴉の旦那が世話になるんやったらリリンちゃんの一座が似合いそう。…いきなりこんな文ですみません。と、いう訳で今回ものりのりでご紹介します。

『Varofess Ⅱ』(著:和田 賢一)
 笛吹きの少年・ミロットには不思議な力があった。笛を奏でると不思議な事が起こるのだ。彼は相棒である大きな雛のフルルと共に生活していた。そんなある日、「お嬢様の誕生日に、その笛を奏でて欲しい」と一人の女性が彼の元を訪れる。しかし、それはある騒動の幕開けに過ぎなかった。そして、少年には隠された記憶と奇妙な痣があったりした。一方、相変わらず《叫ぶ物》やマクバを追っていた黒衣の復讐者・ヴァロフェスと相棒(?)の木偶人形のオルタン。彼もまた何かを感じ取り、再びその翼を広げた。…実は笛吹きと復讐者。嘗て会った事があるようなのだが…?幾重にも重なった秘密と闇。その先に見えるものは絶望か、希望か?さぁ、クラシカルなオペラ風ダークファンタジー、第二段の幕開けだ!

 正直に言うとですねぇ、このオペラ風というのは雰囲気です。時代背景といい、主人公といい…。なんとなく『オペラ座の怪人』のファントムっぽいなー、など考えております。因みにストーリーは第二巻だけでも楽しめますが、第一巻を読んでいると更に楽しめる上にじれったさも感じます。…リリンちゃんのファンにはちょっと残念な巻かも。けれど今回もヴァロフェス、《叫ぶ物》と戦いますよ。敵のグロさとストーリーのダークさは少しバージョンアップしていますが、身構えなくて結構です。十分楽しめます。今回はオチ、読めなかったし…(人によっては読めると思うけれど:汗)。そして上記の紹介文…明らかに何かが違うような気がします(自分で書いておいてなんですが)。

 注目して欲しいのはやはり人間の心情描写ですね。情景より人の描写をよく読んで欲しいなぁ。まぁ、主人公でなく今回のヒロインが表紙という事は気にしないで(泣)。魅せてくれますよ。そうそう、マクバとヴァロフェスの会話も面白いし、他のメンバーのやり取りもいい感じですよ。ストーリー途中には「おっ?」と思わせるキーワードも。…でもそれは一度しか出てこない上にどういうのか判らないから深く掘り下げて欲しかったのが本音です。注意深く読んでくださいね。あと角があるおっきな雛のフルルちゃん。この子も重要なキャラクターな上、ミロット君の大切なパートナーなのです。決して食べないでくださいね。

 ところで、これ、続編出るのかなぁ。出て欲しいなぁ。出るんだったらミロット君たちとリリスちゃんたち一座も加わって大騒動になって欲しいなぁ。分厚く、上下巻でどどんっ、と言った感じで…。更なるダークとほのぼのでお願いします、和田さん!!
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by jin-109-mineyuki | 2005-07-27 22:05 | お勧めの本 | Trackback | Comments(1)

フォッグ(同人PBM)のNPCには大烏が…(フーレイ、思い出す)


 Varofessの意味がわからんフーレイです。…因みにこれは和田 賢一さん著の小説『Varofess Ⅰ』及び『Varofess Ⅱ』が切欠です。「ヴァロフェス」と読みます。何語だろう、と思いネットで検索するのですが小説しか出てきません。…もしかして、造語?しかもネットで見た感想…あんまりよろしくありません。個人的には物語より登場人物が気に入っているんですがねぇ…。
と、言うわけでやりますよ。紹介します。はい。…あー、なんだかなー。

『Varofess Ⅰ』 (著:和田 賢一)
 生まれながらにして鴉の顔を持ってしまったが為、呪いの子と疎まれた青年・ヴァロフェス。祖国を、大切な人を失った王子は黒衣に身を包み、木偶人形のオルタンと共に全ての元凶である魔術師・マクバを追っていた。勿論復讐のため、である。その途中で出会ったのは赤毛のナイフ使い・リリス。彼女は旅の途中で奇妙な怪物に襲われていた所をヴァロフェスに助けられる。怪物の名は《叫ぶ物》。それらを狩ってゆく鴉。その中で巡り会った無垢な少女は嘗て慕った少女の面影を宿していた…。人の悲しみを、苦しみを糧に王子と遊ぼうとするマクバの正体とは?そして、ヴァロフェスとの因縁とは?深い闇と鋭い光が交錯するオペラ風ダークファンタジーが今、幕を開ける!

 …これが僕の印象です。確かにストーリーのオチが読めてしまったんですが人間の描写が上手いなぁ。あと、アイデアが好きです。ダーク且つシリアスでしかもオペラのような雰囲気が。正しく言えばグロテスクなシーンもあるのにどこかノーブルな気品があるんですよ、これ。キャラクター設定もしっかりしているし。…もう少し深く掘り下げて欲しいなぁ、というのが本音ですが。あとマクバについてもかな。僕の紹介文だけでこの正体に気付いた人は鋭いですよ。そしてヴァロフェスの相棒(?)、オルタンは口が悪いのですが堅苦しい雰囲気のストーリーを和ませてくれます。…かなり口が悪いんですがね。けれどいい奴です。でも、なんでコイツ…ヴァロフェスの旦那と行動してるんだろう?そこも謎やね(微笑)。

 あと、この中に登場するリリスちゃん。めっちゃくちゃ元気です。初め紹介文を呼んだ時は王道ヒロインかなぁ、それとも元気娘かなぁ、と疑問に思ったのですがストーリーの中では活発に行動しています。だからヴァロフェスも惹かれた(?)んじゃないかな。でも恋愛ネタは恐らくありません。たぶん。登場人物同士のやり取りもいい感じ!(得にマクバと主人公)。まぁ、表紙はすっごく素敵。イラストレーターさんの選択は間違っていません。めっちゃくちゃ合っています。

 まあ、僕が見たネットでの感想は結構突っ込みがありましたけれど面白いのでダークネタがすきとか、グロテスクなのが好きとか、戦う美青年が好きとか、鴉が好きと言う人にはお勧めです。あと、ファンタジー作家になりたい人の参考にもなりますよ~。

ちなみに、第二巻の表紙に、主人公が登場しません!
…なんでやねん(笑+泣)
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by jin-109-mineyuki | 2005-07-20 20:38 | お勧めの本 | Trackback | Comments(0)

さらば、怪力少年…(フーレイ、名残惜しい)


 はーい、皆さん。フーレイです。蒸し暑いですが頑張って参りましょう、参りましょう。最近読んだ小説は何だがグロすぎて酷く疲れました。はっきり言って読んでいて疲れました。ラストはラストでどえらいことになっているし、主人公…。それはともかく、その小説は紹介しません。それよりもこちらをご紹介いたしますよ。

『大あばれ 山賊小太郎 八雲国の大合戦』 (著:那須 正幹)
 時は戦国、所は八雲国のおろち山。秋も深まる頃、小太郎達はのんびりと過ごしていた。ここ三月ばかり牛頭の兵が攻めてこないのだ。不思議に思いつつ過ごしていると馬借の嘉平が大勢の人を連れてやってきた。彼らは遠くにある飯野村から逃げてきた者たち。一行を迎えたまではよかったがそれから奇妙な僧や落ち武者たちが現れるように…。しかも百姓たちが一揆を考えている、という話と牛頭入道が隣国の山城国に攻め入る?という話を耳にする。これは一大事!嵐近づく八雲国に小太郎達子ども山賊はどう立ち向かうのか?そして今度こそ決着はつくのか?一揆、合戦の行方はどうなる?最終決戦、いざ参らん!

 実はこれ、シリーズ最終巻なんです(泣)。小太郎の鎧姿が凄くかっこいい…。ああ、子ども山賊団の活躍も見納めかぁ(しみじみ)。怪力少年にはぐれ忍者、剣客に商人、科学者と鍵となった個性豊かな面々も合戦が終わったらバラバラになっちゃうのかな。おろち山の子どもたちも元々は千草村の子どもたちだしなー。

 前回、前々回といい暴れまわっていた子どもたちですが今回はどうなるのでしょう?とりあえずは最終巻なので決着が付くわけですが…結果は皆さんの目で確かめてください。作者さん曰くこの三部作に出てくる国は架空の物だそうです。それが残念でならないけれどもしかしたら小太郎達のようなこどもだけの山賊団があったかもしれませんねぇ…。いや、海賊団がいてもおもしろいかな?兎に角村を捨てる人々も(実際に)いたようで、大変苦労していた模様です。農民が戦争に借り出されるし、田畑が合戦で荒らされるし、年貢だって増えるし。負担が多かったのが原因ですね。彼らのような孤児も多かったでしょう。そして一揆。本当はやったら大変な目に合います。ご法度の一つでしたから、ばれたら死刑が殆どだったような…。戦国時代を生きた少年たちの姿に思いをはせてみてください。

 それにしても、この『山賊小太郎』シリーズでは子どもたちのパワーに引き込まれました。純粋で元気なおろち山の子どもたちと優しいおはちばばさま。協力してくれた大人達に感謝です。とくに子どもたちは将来が楽しみだなぁ。ま、ともかく最近元気がない人にお勧め。子どもたちの元気を分けてもらえると思いますよ~。でも、応援もしたくなるしなぁ。

 おまけ話。ちょうど読んでいるときに写真を取りました。僕の企みが上手く言ったのか、この本まで写真に写っていました。わ~い!はっきりタイトルが見えるし…。でも、その写真はお見せする事が出来ません。あしからず。
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by jin-109-mineyuki | 2005-07-12 01:54 | お勧めの本 | Trackback | Comments(0)

少年山賊団(フーレイ、応援します!)


 フーレイです。いよいよ今月の終わりから前期試験戦線に突入します。試験の時間割と補講の時間割についてはまぁ、おいおい。それはいいとして、今回も張り切ってお勧めの本を紹介しますよ~。

『大あばれ 山賊小太郎 気球に乗った少年』 (著:那須 正幹)
 時は戦国、所は八雲国のおろち山。そこの山賊達の仲間になった小太郎、マメ太、剣乃助は仲間たちと共に山賊稼業をやっていた。そんなある日、彼らは奇妙な物を目撃する。奇妙な物体が空を飛んでいるではないか!しかも人が乗っている?不思議に思った彼らは墜落現場にやってくる。そこで見たのは藤の籠に大きな風船が付いている物体。籠の底には南蛮の服を纏った少年が…。名は次郎丸。彼は遠いイタリアから帰ってきた日本人で、様々な知識を持っていた。そんな彼も仲間に巻き込み、新兵器など考える山賊一味。しかし、牛頭入道は山賊を倒そうと妖術使いのおぼろ道士を都から呼び寄せた!この老人と仲間の舞姫たちの影が静かに迫るおろち山。謎の老人に不審を抱く存在も。…今回は科学兵器対妖術!?小太郎たちは新兵器を使いこなせるのか?そして妖術は一体どんな風に襲い掛かるのか!

 と、いう訳で二十年後に発行された続編です。那須さん、小松さん、ありがとうございます!いぇ~い!小太郎達の活躍が見れる~!子ども山賊一味の活躍が見れる~!新メンバーと新たな敵の登場にわくわくしました。

 イタリアから帰ってきた次郎丸。彼は長崎生まれです。幼い頃に両親を亡くし、ポルトガル人の船長に引き取られました。が、船が沈没。奇跡的にこの子だけ助かったのですが…その船で奴隷として(?)働かされていたとの事。そして途中で逃げ出し、一年間放浪の果てにダヴィンチの弟子に拾われ、科学を学んでいたそうです。

…何気に波乱万丈(爆:主人公以上に?)

そして山賊一味の博士的存在になっていきました。…そう、ヒーロー戦隊物で言えば兵器を作ってくれる博士です。前回も途中で丁稚だった銭八が仲間になり、お金などの管理をやっています。これを見ると山賊としては人の動きがはっきりしているなぁ、と…。戦闘面で活躍しているメンバーと生活面で活躍しているメンバー、知的場面で活躍しているメンバーがはっきりしていて、しかも違和感なく活躍が。子どもパワーは更に増していますよ。

 でも、敵も忘れちゃいけません。なんだか今回は前回よりもはらはらしてしまいました。果たして、小太郎達の運命は?知りたかったら読んでください!

おまけ
 小太郎の怪力には驚かされますが…お寺の鐘を担いできたのには…参りました。
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by jin-109-mineyuki | 2005-07-08 13:50 | お勧めの本 | Trackback | Comments(0)

髷物児童小説(フーレイ、なんだかわくわく)


 蒸し暑い中でも本を読むフーレイです。色々読んできましたが、こういうのを見つけてきました。久々に爽快なものに出会いました~。

『大あばれ 山賊小太郎』 (著:那須 正幹)
 時は戦国時代。山陰の八雲国にある浜崎村で生まれた鍛冶屋の一人息子、小太郎は小さくてもかなりの力持ち。そして村のガキ大将だった。しかしそんなある夜。村に火が放たれ、両親が殺されてしまった。小太郎が見たのは髭面の武将、赤岩重太夫。少々のお金と長い鉄棒を手に村から逃げた小太郎は母の故郷である千草村へ向かうことに。その途中で出会ったはぐれ忍者のマメ太と剣士の剣之助と共に旅を続けていると子どもと老婆だけの山賊団に遭遇する!しかし、彼らは小太郎と似た境遇の者たちだった…。怪力少年が仲間と共に大暴れ!元気溌剌な山賊団は果たして戦好きな領主を一泡吹かせる事が出来るか?そして小太郎は親の仇、赤岩重太夫を討つ事が出来るのか!?

 …身長以上の長さを誇る鉄棒を軽々と操る小太郎君が主人公の時代児童小説です。1982年に発行されたのですが二十年後、再出版された作品だそうです。続編もありますよ。十五歳未満の子どもたちと一人の老婆の山賊団が登場するんですが、それには深い訳があるのです。そして小太郎たちも加わります。戦が好きな領主、牛頭入道によって村を焼かれてしまったわけですがこれからどうなるのかとても気になるところです。けれど子どもたちの生き生きとした姿や小太郎達の特徴がとても楽しいし、なにより、文体の軽やかさがいいです!イラストも凄く合っています。ありがとう、小松さん!!

 中心人物となる小太郎は何度も言うように怪力の持ち主。なんせ十メートルもありそうな太い杉の木を引っこ抜いてしまうんです!…母親に似て色白で、かわいらいい顔をしているそうですがね(汗)。マメ太の偵察もお手の物。剣之助は剣術の達人。この三人の活躍を是非ご覧ください!あ、勿論山賊団の活躍も重要ですよ!ある意味、子どもパワー全快な時代小説。その一言で説明が付きそうな気もします。
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by jin-109-mineyuki | 2005-07-03 22:55 | お勧めの本 | Trackback | Comments(0)

天然青年と純粋培養お嬢様(笑:フーレイ思わず微笑)


 フーレイです。久々に本をご紹介します。本当はリウイ・サーガの第三章、ファーラムの剣編を…と思ったんですが、いっその事全部読んでしまってから…と方向転換。そこで興味をもって手に取った本をご紹介いたします。

『どかどかどかん』 著:瀧川 武司
 獣の森と呼ばれる密林から、一人の青年がやってきた!彼の名はエンジ。幼い頃から密林で育った青い目の野生児だ。拳法集団『氣道門』を叩き潰すために竟華(けいか)の街にきたのだが、そこで待ち受けていたのは色々な『氣』を操る猛者たちだった。その一方、竟華に暮らす少女は『誰か』を待っていた。夢見る少女、ミチルは母親から無理やり縁談を叩きつけられ、そこから『連れ去ってくれる誰か』を待ち望んでいた…。じわりじわりと巻き起こるクンフー・バトル、裏で息を顰める血生臭い真実、エンジに興味を持つ人々(ミチル含む)…。全てを巻き込んだ(ギャグ混じり)パワフルノベル、満を持して登場!

 いやぁ、平成十二年に発行されていたらしく、既に読んでしまった方もいるでしょうがとりあえず、紹介。チャイナテイストの世界観がなんとなく気に入っておりますが、『氣』を操る人々(エンジ含む)が物語のキーワードになって来ます。十三年間森で育ったエンジには探している人物がおり、それが関連して『氣道門』を倒しに行くわけなのですが…彼自身が自由奔放。普段の彼は好奇心に満ちた、天真爛漫な青年です。でもって、強い信念を持った青年です。が、森で暮らしていた為に人間社会の事があまりわかっていない模様。そこからギャグに繋がるのはおきまりだけれどついつい、笑ってしまうんですよね。因みにエンジ君自身に悪気は一切ありません(笑)。

 エンジとミチルが物語の中心人物になりますが『氣道門』のメンバーであるコドー、フヨー、バンダ、彼らの頂点にたつチザンやミチルの婚約者(?)であるバイロン、検非違使隊隊長のシキ、ミチルのクールな友人コミネなど魅力的な登場人物が多いです。僕が気に入っているのはフヨーかな?彼女もまたエンジとバトルするんですが…ま、内容を見てくださいな。

 格闘系の物語は元々好きです。PBMで生まれた僕の分身でも格闘術を操るキャラクターが居ますし、戦いを描くのも好きです。いかに登場人物の心情や戦う姿を描くかでいつもうなっております。この物語は戦闘などで擬音語がよく使われますが使い方がうまくて思わず溜息を吐きました。本当にいいなぁ、そういう描写。臨場感がある描写って読んでいるとその場に居るような気分になるんですよね。格闘術は出来ないけれど、それを身に着けた人々の戦いなどを描写する事ならば一流を目指しますよ。やったりますーっ!
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by jin-109-mineyuki | 2005-05-30 14:55 | お勧めの本 | Trackback | Comments(0)

さらにいきますよ(フーレイ、実は若干苛々?)


 どもー!ゴールデンウィークはちょっと楽しめたフーレイです!今回もさくさくっ!とお勧めの本をご紹介いたしましょう!

『砂塵の国の魔法戦士』 (著:水野 良)
 湖岸の国でも大活躍!なリウイ一行。前回の旅で強力(すぎる)仲間が出来、密命を果たそうと賢者の国・オランへ向かっている。その途中で砂塵の国と呼ばれるエレミアへやってきた。ここでは補給を目的としていたのだが…またもやトラブル発生の予感。都市の盗賊ギルドへ筋を通したミレルはその帰りに口説かれてしまった。市場に出かけていたメリッサとジーニもである。しかもそれは皇太子の後宮(ハーレム)へのスカウトだった…。素性がばれたリウイは皇太子シュメールから仕方なく招待を受けるのだが、事件はそこで起こった。騒動は呼ばれなくてもやってくる?またもやとんでもない争いに巻き込まれた一行ははたしてどうなることやら…。第二幕・最終章もリウイ一行参ります!

 そういえば紹介し損ねましたが、このストーリーでも仲間が増えます。ラストで。今回の鍵は『黄金の洋燈(ランプ)』と呼ばれる強力なマジック・アイテムです。これには三つのお願いを聞いてくれる魔神のお姉さん(爆)がいまして、三つのお願いを聞いた後に世界を滅ぼすというある意味人間の理性と欲望を試すものらしいです。話によると至高神ファリスと暗黒神ファラリスが協力して作ったらしいですよ。本当にシャザーラは鍵になります。絶対。これを求めてある民族が盗むために王宮へスパイをやっていますからね!リウイたちも奪還へ協力します。それにしても、本当に凄いなぁ、このマジック・アイテム。ストーリーの中で三つ目の願いの話も勿論でてきます。

 エレミアの皇太子シュメールは正妃以外みんな二番目だ、と言っておりました。個性があって、人間として輝いている女性がお好みとのこと。メリッサも、ジーニも、ミレルもすばらしいと言っていました。けれどダメです(笑)。ミレルちゃんは一途だからなぁ。思わず口を滑らせるところも可愛い、可愛い(僕はこの子がお気に入りなのですよ)。でも、ライバルいるし。そしてその女性は(ネタバレなので略)だし。とにかくこの子がどうなるのかも気になるんですよね。それとは別に色々気になっていますが。それにしてもシュメール皇子といい、その父王といい、女好きやなぁ。後宮ですよ、後宮!普通一夫一婦なのに!一人の人を愛してなんぼじゃないんかい!まー、僕はまだお子様ですし、難しいなぁ。後から登場するラヴェルナ導師まで口説いていたシュメール。前に会っていたのね。そしてしっかり口説いていたのね…。

 果たして三つ目の願いの謎掛けは解けるのか? 世界の破滅はどうなるのか? リウイ一行の物語はいよいよ大盛り上がりを見せます!本当に気になるなら読んでくださいな~。物語とは関係ないのですが、リウイがポニーテイルにしていたのには驚き。案外似合っている…。けれど剣、湖岸ではなにもなし。暑かったんだろうね、エレミア…(砂塵の国だし、砂漠だし。近くに海もあるみたいだし…)。
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by jin-109-mineyuki | 2005-05-11 23:58 | お勧めの本 | Trackback | Comments(0)

旅は道連れ世は…!?(フーレイ、ちょっとにやにや)

 どうも、フーレイです。頭痛がします。ローテンションです。少し寒いので本当は早く寝たいのですがちょっと資料を作らなくちゃなりませんので眠れません。データー待ちの間にお勧めの本を紹介しましょう。

『湖岸の国の魔法戦士』 (著:水野 良)
 剣の国での大騒動を解決し、国王リジャールから密命を受けたリウイ、メリッサ、ジーニ、ミレル。この四人は賢者の国と呼ばれるオランへ向けて意気揚々と旅立った…のだが、その途中情勢不安な湖岸の国・ザインへ差し掛かった。騒動を避けて通りたかった彼らだったが選んだルートで兵士に見つかり、逃亡劇が始まった?!どうやら戦の神マイリーは一行に更なる試練をお与えの様で、受けて立つしかない状況へ。なんだが重々しくとぐろを巻く陰謀にどうするリウイ、どうなるリウイ!自然豊かな湖岸の国に彼(ら)の叫びが響き渡る。そして、それを聞き生まれ出ようとしている存在もすぐ傍に…。伝説が伝説を呼ぶ第二弾の登場だ!

 やっちきました、連続ですよ。剣の国オーファンから今度は湖岸の国ザインです。そしてリウイご一行様はオランへ向けてお忍びで(理由は剣の国編を読んでください)旅立った訳ですが…それは彼の持つ勇者の資質なのか騒動に巻き込まれてしまうんですよ。…リウイ、某雑誌の投稿物に浅見 光彦とか書かれていたな。まあ、事件解決の為にいろいろやっているし、似ていると言えば似ているけれど…。

 今回も陰謀絡みまくりです。リウイの正体が速攻でばれるあたり浅見光彦シリーズのお決まりと似ているよーな。それはいいとして、この本では各章ごとが登場人物の視点から描かれています。その人物の性格もなども混じっていて読み応えありますよ。…けれどジーニ、メリッサ、ミレル、ラヴェルナ導師は二章ずつ担当しているのにリウイが一章だけというのがちょっと寂しかったかナァ…。あと、物語の中盤でこれまた凄い仲間が加わるのでそれにも注目。

 舞台は湖岸の国ザイン!きっとおいしいお魚もあるんでしょうねぇ!そうじゃなくて。ここはオーファンと仲が良くなかったようですよ。そこを考えるとちょっと気になるかな。このピンチ、いかに乗り切るかが見ものです。それにしても、なんでリウイの仲間には綺麗な女性が多いんだろう。やっぱり、血なのかなぁ。

 そういえばの話。リウイたちはこの先も旅を続けていくのですが、あとどれだけ仲間が増えるんでしょうかねぇ(僕は今の所何人増えるのか知っていますが)。多くの人との繋がりが増える冒険の旅。その中での成長や発見が楽しみ、楽しみ。機会があれば僕も冒険したいなぁ。因みに冒険の定義は何も計画せず、行動し、旅すること…じゃなかったかなぁ…。間違っていたらすみません。
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by jin-109-mineyuki | 2005-05-07 23:11 | お勧めの本 | Trackback | Comments(0)

ぐらんぎにょーる(フーレイ、関係ないことを口走る)


 どもー、フーレイです。今日から一週間に一度は一冊の本をご紹介します。いや、4日に買った『呪縛の島の魔法戦士』を読み終わり、若干ハイになっているからです。今聞いている曲はALI PROJECTさんの『月食グランギニョル』でございます。これを聞いているとウィズムとレムレスが月食中に剣舞のような一騎打ちをしているのが見えてくる…ってジャンル違う!まー、リウイと別小説(漫画でも可)のキャラが戦っても面白いプロモが出来そうだなー。…ってそれも違う!さっさか本の紹介をしろ、自分!

『剣の国の魔法戦士』 (著:水野 良)
 リウイは剣の国、オーファン魔術師ギルドに所属する若い魔術師だ。しかし彼は三人の女性とともに冒険に明け暮れる行動派。研究よりも冒険が好きな…魔術師にしては体格ががっしりとしている長身の若者だった。そんなある日。彼はラヴェルナ導師から呼び出される。その内容は彼女が新たな魔術の師となる事だったが、それとは別にとんでもない事を知ってしまう。そのとんでもないことと言うのはギルドの後継者(と、なっている)フォルテス導師の企みであった。心当たりは大有り。リウイは仲間である神官戦士のメリッサ、戦士のジーニ、盗賊のミレルと共に事件を解決しようと奔走するが、事体はものすごい方向へ走り始めた。そして、運命の糸は複雑に絡まり、一つの真実が明らかとなる。戦の神マイリーを信仰するメリッサが実は喜んでいそうなこの展開に、彼らはどう対処するのか?

 リウイ・サーガ、疾風怒濤の第二幕です第一幕は魔法戦士 リウイです。全館読んでおりません。をい)。そして、実は先に新装版を持っていて後輩から「旧版にはリウイたちのデーターものっているんですよ」と言われ、興味を持ったので古本屋で旧版も仕入れました。作者である水野さんは読み比べて修正箇所を探さないでくださいと言っていましたが、やりません。その代わりじっくりと読ませていただきました。何度読んでも剣の国はたのしい、たのしい。ネタバレになるので言えませんがね、お気に入りのシーンは…。

 リウイは勿論のこと、ミレルも、ジーニも、メリッサも魅力的な登場人物です。そして後から旅の仲間が増えていくんですが…なんでか女性ばかり(何ッ!)。そしてどんどん事件がくっついてくるのは彼の素質なんだろうか…。彼の竹を割ったような性格も、メリッサの忠誠、ジーニの友情、ミレルの愛情(でいいのかな:汗)も楽しくてしょうがありません。あのラヴェルナ様もいい感じですし(旦那とのやりとりにはどっきどき:笑)。この続きが気になる事は請け合いです。陰謀劇も地味だと思われがちですが、読みごたえがあります。僕はその場面も気に入っています。水野さんのストーリーは凄い。僕も自分のリズムを持ちたいものです。

 基盤は…あの有名なソードワールドです。僕もTRPGでやった事があります。ハーフエルフの賢者(夫は人間のレンジャー。最終戦でボスの人間に致命傷…)とグラスランナーの盗賊(記憶喪失。パーティーの囮役)をやった事があります。繋がるロードス島戦記はありません(小説も読んでいません)。クリスタニアは一度だけ、アルケナの精霊使い(レベル1なので翼出せず)をやった事があります。リウイの時代の前…かな?とにかく楽しかったので機会があればロードスも読んでみようと思います。クリスタリアはリプレイで楽しみました。小説よりリプレイの方が面白かった!(特にレイルズたちとアロートたち。本当に少ししか読んでいないけれど)。

 因みにハーフエルフ(人間より)はカサネノウタ・トキヲツムグ、グラスランナーはティダ・グラシオン、アルケナはカナル・エールという名前でした。

 最後に。レムレスについて知りたい方は(有)P.A.S.さんのHP上にある『トュルスエスファリア外伝 魔導士たちの前騒曲』内の一作『力なきものたちへ』をご覧ください。彼が主役です。悲劇ですが描写が凄く澄んでいて、リアルなのでお勧め。ウィズムは『はじまりのエアギアス』にて生まれた僕の分身。二人の共通点は剣術を使うというのと角がある種族という点です。
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by jin-109-mineyuki | 2005-05-05 23:59 | お勧めの本 | Trackback | Comments(0)