ある野良魔導士の書斎

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アニキは多分、永遠の敵(アンバー、へこむ)


冒険者の宿【水繰の剣亭】:30
アニキと一緒(嫌)。

あらすじ
盗賊退治から戻ってきたアンバーたち『六珠』は親父からアニキの依頼を渡され、「一週間飲み放題」で手を打った。そこで彼らを待っていたのは……

カクテルの材料さがしだった。

材料を求めて町中を歩き回り、苦労の末……
アンバー「色々探した結果、スイカ……ゲットだぜ!」
オニキス「アンバー、そのセリフは聊か版権に触りそうです」
華麗に途中経過をすっ飛ばし、ある兄妹からスイカを譲り受けたのだった。

が。

「……で、これがどうかしたのかね?」
と、真顔で問うアルフォンスさん。
「カクテルの材料ですけれど?」
とスイカを差し出すクインベリル。しかし、なんとまぁ、アルフォンスさんのミスだったのだ。そして、本当に欲しいカクテルの材料というのは『裏メニューカクテル』の材料だった。

「アニキだけが飲めるカクテル……」
聊かぴりぴりきているサードニクス。そう、裏メニューはアニキ専用カクテル。
(って事は、私たちは飲めないはずよね……)
なんて考えたジャスパーではあったが、探してくる材料に頭を抱えた。
「お、男達の魅力かよ。可憐な乙女たちの魅力(美力や愛でも可)だったらよかったのに」
パールがポツリと呟く。
「さすがアニキ。説明が全く説明になっていないわ……」
クインベリルもまた、帽子を脱いで呆れ顔。そして一同……依頼の帰りがてら誰もいない丘の上で

『何処の世界に男性の魅力を使う奴がいるんだッ!』

と、大声で叫ぶのだった。

「……果実屋の店主が哀れだったな」
遠い目でアンバーは呟き、ため息をつく。
「…パール、貴方のハッスルは忘れません。魅力を得るためにアニキへオイル片手に呼びかけ続けた姿を…」
天を仰ぎ、脱力気味に言うオニキス。
「俺は物凄く忘れたいんだ。おまけにあの兄妹のお父さん。無事なのはよかったけどアニキになってたのはもぅ……」
頭を抱えるパール。なぜかなみだ目である。
「そして、過ちを犯してしまったアンバーがダディにハグされて石化……」
ジャスパーもどこか虚ろな目で座り込む。
「果物屋で筋肉の妖精を手づかみにしたのはその鬱憤もありそうだよね」
サードニクスが若干呆れ気味に呟いた。ちなみに若干繊細かもしれないこの少年、牧師に向かって啖呵切っていたりする。
「図書館を手伝う少年、ちいさな男の子…。そして若干ヤバい牧師様。もう、なんか…いろんな意味で穢れたーって感じです」
少年よ、決してそのケーキがどこにあったかを知っちゃいけない…なんて思いつつクインベリルは飴を食べる。あのケーキは悪いが食べたくは無い。一堂、かなり疲れたらしい。で、アンバーはひとり飴をガリゴリ噛み砕き、吐き捨てるように呟く。
「女の子っぽい少年をアニキんとこに連れて行くのに眠り薬使ったら人攫いと間違えられたかんなー」
「いや、あれはアンバーが悪いと思う」
すかさず突っ込むサードニクス。
「そして真実を話してアニキと間違えられる私たちって一体……」
クインベリルは「かっこいい人~♪」とか思った自警団員に誤解されたのがショックらしく、膝を抱えている。
「と、とりあえず帰ろうぜ」
アンバーの言葉に、全員が頷く。こうして一行はとりあえず宿に帰ることにした。

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今回遊んだシナリオ(敬称略)
薔薇は魅惑の味わい(Ciel)

手抜きじゃねぇっ!!
と、いう事でフーレイです。何気なくこのリプレイもどきがしたくなったんですよ。そして、魅力の組み合わせは毎度悩みます。今回は『ヒゲのダンディズム』というカクテルでしたが、いつもは『ディア・マイフレンド』で済ませます。で、これ、終わりにしておりません。
ちょいとネタがあるので、引き続き再来週もやります(をい)。
で、次週はお待ちかね(?)クインベリルの物語です。
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by jin-109-mineyuki | 2008-06-28 22:34 | 冒険者の宿【水繰の剣亭】 | Comments(0)