ある野良魔導士の書斎

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まよったが、調理だし(フーレイ、思い起こせばここでは良く調理ネタを)


「作ッテヤル」と、彼は言った。「チーズノ焼菓子ヲ作ッテヤル」
「どうやって?」
『薔薇の名前』(上巻/著:ウンベルト・エーコ)352ページより抜粋

実は料理が好きなフーレイです!ええと今回はちょいと推理なクッキング…というより考察っつーか、実験?なお話し。上に『薔薇の名前』から抜粋した会話があるんですが、小説の登場人物である見習い修行僧アドソと修道院の住人サルヴァトーレの会話です。この後、サルヴァトーレはどのようにしてチーズの焼菓子を作るかを述べ、アドソに頼まれて作ってきます。
実を言うとその『チーズノ焼菓子』とやらが気になってしまったんですね。
サルヴァトーレ曰く
・あまり古くない、そして塩辛くもない、チーズを選ぶ。
・選んだチーズを口に頬張れる程度の厚さに斬る。
・バターか新鮮なラードを少し炭火の上で温めておく。
・熱した油の中にチーズを2切れ入れる。
・柔らかくなった頃に二つに折って重ねる。
・砂糖や肉桂(シナモン)をふりかける。
とある。また完成したらすぐ食卓に出すのだという(熱いうちが食べごろだとか)。しかし、小説の舞台は中世の北ヨーロッパ。つかっていたチーズが今売られているかちょいと不明。第一に「塩辛くない」チーズってどんなチーズだろう?プロセスチーズがあの時代にあったとは考えにくいような。カマンベール?一体なんだろう?また、熱した油の中にってことは…フライドチーズ?って訳でもないか。バターかラードを炭火で温めておくってことは鉄板を使うのかしら?

生のチーズは苦手だけど、お菓子に入っているか、熱が入って溶けていたら食べられるようになった僕は色々推測してこの『チーズの焼菓子』を作ってみることにしました。僕はこれを『サルヴァトーレのベイクドチーズ』と呼んでいます(小説の中でも彼が作っていましたからね)。

実験的製作開始♪
母に「とりあえずカマンベールチーズを買ってきて」と頼みました。そして母はカマンベール入りのプロセスチーズを買ってきました。僕の説明が拙かったのね(涙)。あと、バターがないのでそこはマーガリンで応用。そういえば何かの番組でグッチ裕三さんが「女性はね、材料がないと冷蔵庫のもので代用するから」と苦笑交じりに言っていたのを思い出してしまった。でも、やりましたよ、マーガリンで!!それに溶かしたそれのなかに落としたらなんか焦げ付いたからはがすの大変だったよ。あと小説では半時後に完成ってあったけれど……文明の利器ってすごいねぇ。1、2分でできたよ!?よ、よし!!食べてみよう!!
(ぱくっ)
………何っ!? めっちゃ美味しい!! つか、シナモンと砂糖でまろやかだっ!!
『サルヴァトーレのベイクドチーズ』は意外にもとろとろだった(ニヤリ)。
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by jin-109-mineyuki | 2008-01-20 21:55 | 日常生活 | Comments(0)