ある野良魔導士の書斎

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その手を、放さんといてください。(フーレイ、思い出して…)


 どうも、姫川 明さんが描く『ゼルダの伝説 時のオカリナ(上・下)』で漸く「リンクは例の剣を抜く事で七年後の世界へ一度飛んだ(しかも成長して)」という事を知りました。相変わらず前フリが長いフーレイです。「ゼルダの伝説」が出始めた頃なんか「あー、あの兄ちゃんがゼルダなのか」だと思ってたらヒロインである姫さんの名前だった、という間抜けな話もあるし。おまけにそれを読んでいたらなんかネタが練りあがるし。そして、この本を読んでいたらテーブルトークのシナリオまで浮かんできたなぁ…。てな訳で今回はこの本をお勧めします。ゲームが有名な宮部 みゆきさんによってノベライズ化しているんです。が、ゲーム攻略のヒントにはならないそうですよ。

『ICO -イコ 霧の城-』 (著:宮部 みゆき)
 生まれながらに角を持って生まれた少年、イコは生まれて直ぐ両親から引き離され、村の長夫婦によって育てられていた。なぜなら、彼が13歳になるとニエとして『霧の城』へと捧げられてしまうのだから。時が流れ、元気に育ったイコはその時を向かえ、一人離されて過ごしていた。しかし、友人のトトはそれを良く思わず、長とイコしか知らない「秘密」を知る為、村を出てしまった。そして…少年は「秘密」を知ってしまった代償として、村に戻ると石化してしまう。しかし、トトはその場所で、『光輝の書』を手にしていた。長はそれにあった御印を妻に織らせ、イコへ手渡してこう言った。―お前は、きっと村へ帰ってくる。
神官の一行に連れられて『霧の城』へ連れて行かれたイコ。しかし、少年はそこで鳥篭に閉じ込められた不思議な少女とであう…。
「一緒に、出て行くんだ」
その決意に気付いたのか、イコと少女に黒い影が襲う!次々に見えてくる不思議な光景。そして、謎の女性の存在。果たしてイコと少女は城の真実を知り、無事に脱出できるのか?

 ええと…ゲーム自体は随分前にでましたよね。小説は二年前の六月に発行されています。そして、「週刊現代」に2002年 5月 11・18日号から2003年 5月10・17日号に掲載された物に加筆・修正、さらに書き下ろしを加えたものだそうです。宮部さんの作品は前々から友人に「読んでみてよ」と言われていたのですが、妙に澄んでいますよね。清涼院さんのときもそう思いましたが。情景がそのまま目に浮かぶんですよね~。やっぱり想像通りの凄腕作家だなぁ、というのが印象です。…相変わらず、説明文が長いなぁ…。要約は難しい。第一に長夫婦はイコを実の子同様に可愛がっていたし、トトの役割も本当に重要だし、『霧の城』は本当にデンジャラスだし…。それらを本当はもっと伝えたいですよ。知りたい方は、読んでください。

 そうそう、ゲームをやった方の感想も時間を見つけて探してみます。いや、僕はゲーム音痴なので、やってみたいけれどクリアできなさそうなので、絶対途中で何度も手を…(大汗)。確かあのゲームって女の子と手をつないだまま行動しなきゃいけない筈。そこんところはどーなんだろう…。まぁ、ともかく、ゲーム・小説どちらも好きって方は僕の紹介を読んで少しでも笑っていただけたら幸いです。
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by jin-109-mineyuki | 2006-05-06 15:32 | お勧めの本 | Trackback | Comments(1)
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Commented at 2006-05-08 21:50 x
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