ある野良魔導士の書斎

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狼って悪なんだろかね(フーレイ、とりあえず瓦版を)


びばっ!勧善懲悪!なフーレイです。幼い頃は祖父母と一緒に『水戸黄門』を良く見ていました。パターンは決まっていますが、見ていてやっぱりいいんですよね。『銭形平次』とか『鬼平犯科帳』、『遠山の金さん』、『八丁堀の七人』、『大岡越前』、『痛快!三匹が斬る!』、『必殺!』シリーズなどありますが、やっぱり『水戸黄門』がお気に入りだったりします。漫画でも時折江戸時代を舞台とした漫画を読みますが、いろいろ勉強になります。

 てな訳で今回もご紹介します。前に「見たら速攻やるバトン」でも言っていたあの本を漸く読み終わりました。個切れよい作品なので、読みやすいのではないでしょうか?

『KAIKETSU!赤頭巾侍』 (著:鯨 統一郎)
 寺子屋の教師をしている若き浪人、久留里 一太郎(くるり いちたろう)。彼はある日、世話になっている住職の娘、おゆうから「お八重ちゃんが、死んだ」と聞かされた。その少女は殺されたという。それに怒った一太郎は詳しい情報を読売書きの勘太(かんた)の元へ。そして、一つの事を思いつく…。同心の小田左右衛門之丞和正は鋭い眼光で事件を追い、事あるごとに一太郎になにかある、と睨む。
「結構いるもんだなぁ、狼ってもんは…」
い頭巾の凄腕剣士、『赤頭巾侍』が次々と悪人たちをぶった切る!さぁさぁ、覚悟しなせぇ阿漕な輩ども。『赤頭巾侍』はお見通しだぁ!

 説明文、下手だなぁ…。面白さが伝わらないよーな気がする…。一太郎と勘太の会話や場面のパターンのテンポがはっきりしており、一話ごとにすっきりと纏めています。終わり辺りでは一太郎の授業風景も見れますし、一話だけでも美味しいで気になってしまいますよ。ちょっと一服がてら小粋な作品を読むのも乙な物ですよ。

 主人公は若干ひょろり、とした若いお侍さんです。寺子屋で先生をしているんで、現代で言えば「塾の先生」か「小学校の先生」といった感じでしょう(ミスってたらごめんなさい)。その裏側では悪人を討つんですから、なんとなく親しみがわいてしまいました。同心である小田のおじさんとの会話も結構楽しいんですよ?そして明かされる事件の裏側もすっきりとしていて読み越し爽やか(だと、僕は感じた)。毎回繰り返される問答がお気に入りであります。こんな時代劇SSは初めてですよ。江戸時代を舞台としたストーリーは幾つか読みましたが、一番のお気に入りですね。けれども、ラストは意外で、小田様の本音も意外でした(汗)。
間違っている、と思いたいけれどもねぇ…。

 …前にも読んだ『時代劇小説』は幾つかあるんですが、それもお気に入りなのでいずれ紹介します。その時をお楽しみに。そして、今度は予告しておきますが、またもや『三十三間堂学院シリーズ』でございます。いえね、あれ、何時の間にか第三巻が出ていたもので。

今度のメインヒロインはツンデレ監督生(笑)。

詳しいことはまぁ、次回の書き込みをお楽しみに~。
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by jin-109-mineyuki | 2006-03-16 23:00 | お勧めの本 | Trackback | Comments(0)
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