ある野良魔導士の書斎

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そういえば誰かに似ている気がする(フーレイ、畳を這う)


 夏です、晴れです、貧血です(意味不明)。どうにか生きているフーレイだにゃ。19日返却の本を19日に読み終え、図書館の返却ポストへ持って行きました。これを掲載する頃にはきっと別の本も読んでいるんだろうなぁ。本当は著者さんからサインを頂いた本も読みたいのですが中々手が出ない(泣)。てな訳で今回もさくさくっとご紹介していきますよ。

『こんびに さんご軒へようこそ なつやすみの奇跡』 
                            (著:あらい りゅうじ)
 長い間穴を掘り続けていたアンドロイドの少女、アイレスは名前と『自分がアンドロイドである事』以外の記憶を喪失していた。そんな彼女はある日、穴を縦に掘ってみようと考える。そして、久方ぶりの地上で出逢ったのは人間(地元の中学生)であるダイスケたち。彼らは戦争が終わった後に生まれた子供たちだった。嘗てあった「こんびに」というモノに興味を持つ中学生一行。アイレスもまた興味を持ち、彼らで開いてしまうことに…。そして出来たのが『こんびに さんご軒』(元は戦車)そこでのちに楽しい出来事が色々おこるのだった。何処か懐かしい雰囲気溢れたSFはなぜかほんのちょっぴり夕日の色をしています。

 アイレスという可愛い女の子(型のアンドロイド)が中心となるこの物語。多少キーワードに兵器とか戦争とかが出てきます。著者であるあらいさんの話によると過去に見た夢を元に書かれているそうです。優しい雰囲気を漂わせたある意味『癒し系』な小説じゃないかな、と考えております(そういえば、癒しに頼りすぎているとかなんとか文化人類学のレポートで書いていないか、僕は…)。しかし、物語の所々でアイレスについて疑問が湧き出てきます。過去の戦争も気になる所(それについてはあまり触れられていないので気になります)。アイレスの正体が後から判明しますが、それにダイスケは過去の人間たちに怒りを覚えます。それだけ、悲しい過去なんですよ。ともかく、可愛いくて元気一杯なアイレスが主人公です(多分)。

 そういえば、この物語…ノスタルジックなんですが…インターネットのようなものはあるんです。また、空を飛ぶものは作っちゃいけない法律ですし…。過去になにかあったのは確か。その一方豆腐屋はあるし、漆や柿渋を塗った三度笠や縞の合羽が登場するし…。一体、なにがあったんだろう、この世界は(そして極めつけがアンドロイドのアイちゃんです。結局そこか、自分!:笑)。だから「なんか変」となるんでしょうかね。

 ともかく夏休みにうってつけ?な本なのでお勧めします。ロボット好きにも、懐かし風味好きにも、本好きにも。
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by jin-109-mineyuki | 2005-08-27 21:00 | お勧めの本 | Trackback | Comments(0)
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