ある野良魔導士の書斎

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お祭でいいのか(フーレイ、タイトルに疑問あり)


 はいぃ~。フーレイです。暑い中、本もぼちぼちよんでいます。今回は最近本屋でも見かけたこの一冊をご紹介。もしかしたらもう読んだ方もいらっしゃるかもしれません。紅蓮の長い髪が特徴的な彼女が表紙!さて、暑さに、貧血に負けず…いや、休んでいる時点で負けてるんだけど紹介します。

『アガルタ・フィエスタ! てのひらに女王を!』 (著:三田 誠)
 幼馴染に連れられてお出かけしていた、ちょっぴり小さな男の子、八王子 まどか。彼が魅入られたのは一体のドール。紅蓮の髪が美しい、お姫様のような人形だった。しかし、それは遠い昔に亡くなった国『アガルタ』の女王、イセリアだった!彼女の解放者として(成り行き上)契約してしまったまどかは鞭使いが下手な若者や銃を乱射し捲くるおっさんズに狙われ、とんでもないことに!しかもイセリアが取り出す古代の秘宝はどれもガタがきており、トラブル拡大…。それに影ではなにやら動いているようで、秘宝回収を目的とするイセリアにもなにやら秘密が…。果たして彼らはアイテムを発見できるのか?そしてまどかの明日はどうなる?お祭騒ぎでトレジャーハント!?そんなライトノベルの登場ですッ!

 まず、著者なんですが「みた」さんではなく「さんだ」さんである事を付け加えておきます。それはいいとして…。最初神秘的な雰囲気があるのかな、と思っていたのですが前半は思いっきりギャグで賑やかな文体になっております。まどか君の受難が…。幼馴染に誘われて出かけた人形展でイセリアと出会う訳ですが…外国人がうようよ。しかもイセリア=アガルタ・ドールが目的だし。彼女の解放者は皆王への道を歩んだらしいですがまどかはそんな雰囲気なし。初めのうち、彼とイセリアの中は若干複雑です。しかし物語が進むにつれ、面白いことになっていきます。全体的にどこか説明が物足りないのですが、気軽に読めますのでお勧めします。

 この物語に登場するのは面白いアイテム達。アガルタの秘宝でそれぞれ順位があるようです。そしてそれぞれ特殊な能力を持っているようです。例えばイセリアの魂を肉体から人形へ移し変えるために使用された『ヴィヌシュの棺』は第七位の秘宝。物語中、第七位が最高位という事が判明します。そして、同じ地位にあるアイテムも登場してしまうわけですがそれがどういう風なものかは読んでみてのお楽しみ。バトルにも使用されるアイテム…むむぅっ!?よ、よく見てみると神の名前が使用されているような…!?三千年人形の状態で生き続けたイセリアが操るアイテムたちは時の流れに勝てずポンコツ化しています。その様子も滑稽でちょっとかわいいかも。アイテム大好き!という方にもお勧めの一品です。

 しかし、物語には不透明な点が多々あり、続編が出るか否か期待させられてしまいます。気になるのでお願いです、書いてください三田さん!因みにおまけな情報ですが、下手な鞭使う兄ちゃんはある意味ダークホース的存在ですし、主人公、まどかの母にも面白い事実が隠されているのでおもいっきりつっこみをどうぞ。ぼくは突っ込みたくなりましたよ、あのお母様には…。さてさて、彼らの明日はどっちだ?!
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by jin-109-mineyuki | 2005-08-21 20:38 | お勧めの本 | Trackback | Comments(0)
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