ある野良魔導士の書斎

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髷物児童小説(フーレイ、なんだかわくわく)


 蒸し暑い中でも本を読むフーレイです。色々読んできましたが、こういうのを見つけてきました。久々に爽快なものに出会いました~。

『大あばれ 山賊小太郎』 (著:那須 正幹)
 時は戦国時代。山陰の八雲国にある浜崎村で生まれた鍛冶屋の一人息子、小太郎は小さくてもかなりの力持ち。そして村のガキ大将だった。しかしそんなある夜。村に火が放たれ、両親が殺されてしまった。小太郎が見たのは髭面の武将、赤岩重太夫。少々のお金と長い鉄棒を手に村から逃げた小太郎は母の故郷である千草村へ向かうことに。その途中で出会ったはぐれ忍者のマメ太と剣士の剣之助と共に旅を続けていると子どもと老婆だけの山賊団に遭遇する!しかし、彼らは小太郎と似た境遇の者たちだった…。怪力少年が仲間と共に大暴れ!元気溌剌な山賊団は果たして戦好きな領主を一泡吹かせる事が出来るか?そして小太郎は親の仇、赤岩重太夫を討つ事が出来るのか!?

 …身長以上の長さを誇る鉄棒を軽々と操る小太郎君が主人公の時代児童小説です。1982年に発行されたのですが二十年後、再出版された作品だそうです。続編もありますよ。十五歳未満の子どもたちと一人の老婆の山賊団が登場するんですが、それには深い訳があるのです。そして小太郎たちも加わります。戦が好きな領主、牛頭入道によって村を焼かれてしまったわけですがこれからどうなるのかとても気になるところです。けれど子どもたちの生き生きとした姿や小太郎達の特徴がとても楽しいし、なにより、文体の軽やかさがいいです!イラストも凄く合っています。ありがとう、小松さん!!

 中心人物となる小太郎は何度も言うように怪力の持ち主。なんせ十メートルもありそうな太い杉の木を引っこ抜いてしまうんです!…母親に似て色白で、かわいらいい顔をしているそうですがね(汗)。マメ太の偵察もお手の物。剣之助は剣術の達人。この三人の活躍を是非ご覧ください!あ、勿論山賊団の活躍も重要ですよ!ある意味、子どもパワー全快な時代小説。その一言で説明が付きそうな気もします。
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by jin-109-mineyuki | 2005-07-03 22:55 | お勧めの本 | Trackback | Comments(0)
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