ある野良魔導士の書斎

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読みきりっていうのが惜しい!(フーレイ、お勧めする)


 最近色々考えるフーレイです。何時のか忘れましたが『赤マルジャンプ』に掲載されていた読みきり格闘漫画『ノラ・ソラ』(著:加治佐 修)を紹介します。

ストーリー(端書?)
 とある、大きな町。そこに現れたノラという小さな少年は彼方此方で盗みを働き、ヤクザ者たちを一蹴していた。その様子を伺っていたのは街に暮らす一人の老人とその孫娘。老人の名はサダ=ハリマといい、武闘道場の師範であった。戦うノラの姿を見、何かを見出したハリマは少年のもとを訪れる…。そこから、一つの武伝が幕を開けた!

 お気に入りで、また読みたいのですが…雑誌が買えなかったし、読みきりだったのが物凄く惜しい作品です。本当はもっと早く書きたかったんですが色々あって書きませんでした。ネット上では物語がありきたりとか言われていますが凄く描写が上手いなぁ、と思いました。キャラクターもいい味だしているし。第一、読んでいてスカッとした気分になりました。ノラ君といい、ハリマのじっちゃんといい…。それにさりげなくノラを気遣う孫娘もよかったなー。武闘の道に踏み出した少年のこれからがとっても期待できる作品です。

 この物語のテーマには何と無く『存在意義』とか『存在証明』とかが入っているように思います。これはネタバレになるっぽいんですが…元武闘家のヤクザ者との戦闘中、出てきた台詞や助けに入ったサダ爺さん(ハリマのじっちゃんのことです)がノラに言った台詞といい、そう見ましたね。誰もが存在に意味を持つが、自分で証明し世に出さないと意味がない、という事なんでしょうね。…そこで何でスマップさんの『世界に一つだけの花』が脳内に流れる、自分(汗)。アジアンカンフージェネレーションさんの『サイレン』という曲が似合いますよ(いや、歌詞がノラ・ソラの雰囲気に物凄く合うもんで…)。確かに世の中は甘くないっすねぇ。誰もが持つ存在意義。そしてそれをどういった形で証明するか…。そして、ノラの取った行動は…(ネタバレなので伏せます)。

 ノラがひねくれていた理由はまぁ、恐らく親から捨てられた(?)記憶ですかね。絵からしてあれは捨てられたように見える(死別して親戚から出されたとかも考えられるけれど)。妙にノラの過去も気になるんです(それがコンプレックスに繋がると思う)。そういった点では『ブリザードアクセル』の主人公にも繋がるんじゃないかな(すみません、作者と雑誌を忘れました。教えてください)。この頃の子どもって親の愛情が沢山必要な時期ですからね発達心理学からみても)。ノラが強いのはもっと幼い頃から盗みを働き、大人と拳を交えて生きてきたからでしょう(いえ、ノラが最初から強いというのに疑問を持った感想がネットにあったもので)。けれど励まして(?)くれたヒトが居るわけですし、どう変わるのかが凄く気になります。

 …すみません、ノラ君の名前ってノラ・ソラでいいんですよね。サダ爺さんの名刺にはサダ=ハリマと名前が。…この世界は和風とも中華風とも取れるんですが名前は和風なのに西洋式(名前の書き方が)。こういうアジアンテイストも好きですよ。サダ爺さんの服も気に入っていますし、闘技場の様子もすげぇなぁと…。連載されることを願いつつ今回はこれで…。ネットで見たノラのイラストはかっこよかったなぁ。誰かサダ爺さんを描いてくれないかナァ。

 最後に。ストーリー中に出てくる技で『虎空拳・鞘鍵』という物があります。刀を抜けなくするので鞘鍵って名前なんですがなるほど、と思いましたよ。…で、演習(経営学)で企業買収の話が出てきたときに「のっとられないようにこれのよーな手できへんかな」と考えていました。先生いわく考え方としてはいいそうですが現実に難しいそうです。

因みに↓のブログさんにトラバックさせていただきました。『ノラ・ソラ』以外の感想もあります。ちょっと辛口ですが細かなところまで読まれていて凄いです。
赤マルジャンプ2005SPRING(カルタ感想もこっち)
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by jin-109-mineyuki | 2005-06-01 10:18 | 趣味の話 | Trackback | Comments(0)
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