ある野良魔導士の書斎

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天然青年と純粋培養お嬢様(笑:フーレイ思わず微笑)


 フーレイです。久々に本をご紹介します。本当はリウイ・サーガの第三章、ファーラムの剣編を…と思ったんですが、いっその事全部読んでしまってから…と方向転換。そこで興味をもって手に取った本をご紹介いたします。

『どかどかどかん』 著:瀧川 武司
 獣の森と呼ばれる密林から、一人の青年がやってきた!彼の名はエンジ。幼い頃から密林で育った青い目の野生児だ。拳法集団『氣道門』を叩き潰すために竟華(けいか)の街にきたのだが、そこで待ち受けていたのは色々な『氣』を操る猛者たちだった。その一方、竟華に暮らす少女は『誰か』を待っていた。夢見る少女、ミチルは母親から無理やり縁談を叩きつけられ、そこから『連れ去ってくれる誰か』を待ち望んでいた…。じわりじわりと巻き起こるクンフー・バトル、裏で息を顰める血生臭い真実、エンジに興味を持つ人々(ミチル含む)…。全てを巻き込んだ(ギャグ混じり)パワフルノベル、満を持して登場!

 いやぁ、平成十二年に発行されていたらしく、既に読んでしまった方もいるでしょうがとりあえず、紹介。チャイナテイストの世界観がなんとなく気に入っておりますが、『氣』を操る人々(エンジ含む)が物語のキーワードになって来ます。十三年間森で育ったエンジには探している人物がおり、それが関連して『氣道門』を倒しに行くわけなのですが…彼自身が自由奔放。普段の彼は好奇心に満ちた、天真爛漫な青年です。でもって、強い信念を持った青年です。が、森で暮らしていた為に人間社会の事があまりわかっていない模様。そこからギャグに繋がるのはおきまりだけれどついつい、笑ってしまうんですよね。因みにエンジ君自身に悪気は一切ありません(笑)。

 エンジとミチルが物語の中心人物になりますが『氣道門』のメンバーであるコドー、フヨー、バンダ、彼らの頂点にたつチザンやミチルの婚約者(?)であるバイロン、検非違使隊隊長のシキ、ミチルのクールな友人コミネなど魅力的な登場人物が多いです。僕が気に入っているのはフヨーかな?彼女もまたエンジとバトルするんですが…ま、内容を見てくださいな。

 格闘系の物語は元々好きです。PBMで生まれた僕の分身でも格闘術を操るキャラクターが居ますし、戦いを描くのも好きです。いかに登場人物の心情や戦う姿を描くかでいつもうなっております。この物語は戦闘などで擬音語がよく使われますが使い方がうまくて思わず溜息を吐きました。本当にいいなぁ、そういう描写。臨場感がある描写って読んでいるとその場に居るような気分になるんですよね。格闘術は出来ないけれど、それを身に着けた人々の戦いなどを描写する事ならば一流を目指しますよ。やったりますーっ!
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by jin-109-mineyuki | 2005-05-30 14:55 | お勧めの本 | Trackback | Comments(0)
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