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ある野良魔導士の書斎

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プレイングについて雑感 (フーレイ、考え中)


はい、どうも。
……プレイングを書けば書くほど拙くなっている気がするフーレイです。

今回は、PBM・PBW共通のテーマとして
『プレイング』
についての雑感を語っていこうと思います。まぁ、速攻で帰ってきたユラヴィカの依頼での課題といいますか、前から思っていた事もつらつらと。

・プレイングとその判定について
 PBM・PBWどちらもマスターによってプレイングが判定され、リプレイとして小説や漫画になります。その際、オープニングとして簡単なノベルが提供される訳ですが、ヒントはそことマスターコメントに出ています(意図的に隠されている場合もありますが)。そこから「どんな事をすればクリアになるか」を導き出します。ゲームによりけりですがPC同士で話し合ったり、情報から導きだしたりして、提出期限内にPCの行動を送るわけですが、やはり、プレイヤーやPCとライターの間に認識の違いなどが発生します。人間だもん。

 その辺りを考えてプレイングをするとなると、結構悩み所です。とくにPBWの場合、プレイングに関しては文字数制限がかかっていることがあります。限られた文字数でやりたい事を伝えるとなると、骨が折れる作業です。

 例として、『エンドブレイカー!』に参加しているユラヴィカのプレイングを紐解いて見ましょう。今回、ユラヴィカは『夜の女王に鉄槌を――。』(マスター:あき缶さま)に参加しました。
※タイトルをクリックすると、トミーウォーカー主催『エンドブレイカー!』コンテンツ内のリプレイへ飛びます。

*ユラヴィカのプレイング(一部抜粋)

行動:囮になる
大人しそうな青年を演じ、相手の嗜虐心を呷れる様にする
胸にさらしを巻き口調は丁寧に
服も少しよれた物を着用(僅かに紅茶の香りを)
髪は項で1つに纏め、右肩に

 今回、ユラヴィカは「若い男性をいたぶる事が好きなマダムのマスカレイド」に対し、囮として潜入する為に男装することにしました。……はっきりと「男装する」と書き込んでおいたほうがよかったかな。というのも、リプレイをご覧になった方には判るかと思いますが、「女性であること」がばれた為、マダムから追い出されています(しかし、この辺りの反応からマダムの人柄が少しは浮き出たんじゃないかな? 転んでもタダでは起きません:笑)

 もし、僕が「男装し、身体の線なども工夫しておく」と記入していたならばどうなっていたでしょう? これでもマダムは彼女が「女性である」と見抜いたでしょうか? それとも女性と見抜けずに面接をしたでしょうか? それはさておき、この失敗は後から「再会した時の演出」として利用されています。

 このように(マスターによりけりではありますが)失敗のプレイングを逆に利用し、キャラクターの見せ場にするのも1つの手ではあるので失敗を恐れずにやって行った方が楽です。

 ここまで話した上で、最初の「プレイヤーとマスターの間にある認識の違い」に戻ります。今回ははっきりと「男装をする」とは書いていませんでしたが、「胸にさらしを巻く」や「大人しそうな青年を演じる」など記入している所から総合的に「男装する」と見る事が出来ます。しかし、はっきりとした工夫がされていません。僕の場合は「胸にさらしを巻いたならば、ユラは背も高いし、女性らしい発達もないし大丈夫だろう」と先程のプレイングのままにしていました。ところがマスターさんは「これぐらいならばマダムは見抜く」と判断したのです。ここで「ユラヴィカの男装に関して」認識にズレが生じ、「マダムは男装を見破った」という結果になりました。

 言い訳がましいかもしれませんが、PBWのプレイングには文字数制限がつきもの。この範囲内でやるとしたならば何かを削らなくてはならないのです(まぁ、今回の場合は見落としですが:苦笑)。特に『エンドブレイカー!』の場合は依頼成功のための行動を記す「プレイング」が400文字、依頼の合否とは関係無しにやりたい事(演出など)を記す「パフォーマンス」が200文字の計600文字です。潜入だけが仕事ではありませんので、この他にも色々書かなくてはなりません。

 例えば全員の共通認識があるならば、分担してプレイングに仕込み、他のキャラクターは「共通事項に従う」と書き込めば文字数は稼げます(しかし、コレに関しては色々あるようです)。今回は個人的な事だったので出来ませんでしたが。

 ここで少し工夫します。実際、女性が男性に変装する際には細々と仕込みが必要になるそうです(ユラヴィカの呟きに対し旅団で仲間の返答あり)。しかし、それを書くとなると結構文字数を取られてしまいますが「胸にさらしを巻き、衣服に詰め物を施しす等工夫して男装する」という28文字に纏める事が可能です。先程のプレイングよりかは、男性らしく見せる事が出来るのではないでしょうか?

 このように互いの「ズレ」により結果が思ったとおりにならない(もしくは思った以上の効果を発揮する)事があり、その対策としては「より判りやすく」やりたい事を「より詳しく」、それでいて「文字数を考慮して纏める」必要があるみたいです。

 また、プレイングは必ずしも全て採用される訳ではありません。そして「PLとキャラクターの間にも認識の差がある」事もよくあります。この場では詳しく言いませんけれど。偉そうなことを言っているようならば申し訳ありません。

では、また気が向いたらプレイング等について雑感落としていく所存です。

 

by jin-109-mineyuki | 2012-03-06 11:53 | 趣味の話