ある野良魔導士の書斎

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僕が、あるシリーズを読む切欠(フーレイ、しみじみ)


 フーレイです。今回は砂漠の物語を紹介します。…またもやSFですよ。よく考えて見たんですがやっぱり、SF小説をよく紹介しているような気がします。まー、それはいいとして。これは僕がハヤカワSFシリーズを読むようになった切欠です。

『星の綿毛』 (著:藤田 雅矢)
 ある砂漠世界では〈ハハ〉と呼ばれる銀色の巨大な機械が動いては通った跡を緑茂る場所に変え、それに人々が集まって暮らしていた。耕された地面は収穫を終えるとまた砂へ戻っていく。移動する〈ムラ〉で生きる少年、ニジダマは多少変わっていた。彼はどこかにある〈トシ〉に憧れていたのだ。そんなある日、〈トシ〉からドウグを持って交易人のツキカゲなる男がやってきた。世話役を頼まれたニジダマは彼から「トシへ行ってみないか」と誘われる。しかし、それは一つの真実と一つの約束を『思い出す』旅となるのだった。

 実は、結構面白いです。砂漠世界に存在する〈ムラ〉と〈トシ〉なのですがその違いは〈ハハ〉に寄生し、移動するのが〈ムラ〉です。〈トシ〉は動きませんし、ドウグや薬を作る場所であります。また、交易人のギルドもトシにあります。が、真実は驚きです。ネタバレになるので言いませんが兎に角読んでみてください。登場人物たちの願いがそれぞれ切実です。展開も静かに少しうねっていくので読みやすいのでは?SFファンでも、僕のようなただの読書好きにもお勧めの作品です♪

 これは個人的な意見ですが影の主人公はツキカゲだと思います。…名前だけに(笑)。
 作者さんへの電子メールにもそう書いてしまいました(爆)。
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by jin-109-mineyuki | 2005-03-13 13:54 | お勧めの本 | Trackback | Comments(0)
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